「ウルトラマン VS 仮面ライダー」がBlu-ray/DVD化

「ウルトラマン VS 仮面ライダー」BD版 (c)東映・東映ビデオ・石森プロ(c)円谷プロ

　2大ヒーローが共演した作品「ウルトラマン VS 仮面ライダー」が、10月26日にBlu-ray/DVD化される。価格はBD版が7,980円、DVD版が5,040円。発売元は東映・東映ビデオ、販売元はバンダイビジュアル。

　'93年にVHSとLDで発売され、「長きにわたり幻の作品として伝説となっていた」(バンダイビジュアル)という作品で、全8章構成。合計約90分の作品。

　第1～6章は、ウルトラマン・仮面ライダー両シリーズ歴代作品の様々なシーンを再構成したもの。なお、ウルトラマンシリーズは「ウルトラマン」から「ウルトラマングレート」まで、仮面ライダーシリーズは「仮面ライダー」から「仮面ライダーZO」までが対象となっている。さらに、浦野光と中江真司のナレーションによる、必殺技や、怪獣・怪人の比較、さらに名場面を振り返りながら、当時のスタッフ&キャストインタビューも収録されている。

　第7章では、円谷皐&石ﾉ森章太郎の対談が実現。第8章が、この作品のために作られた「ウルトラマン VS 仮面ライダー」スーパーバトルで、当時新進気鋭の若手として注目されていた佛田洋(監督)、雨宮慶太(演出)が手掛けた、約10分の作品となる。怪人毒サソリ男、怪獣ガドラスを相手に、ウルトラマンと仮面ライダー1号が競演。合体獣サソリガドラスに対して、巨大化した仮面ライダーとウルトラマンがライダーキック&スペシウム光線の同時攻撃を放つラストシーンが見所となっている。

　なお、バンダイビジュアルによれば「諸般の事情により、'93年発売時の映像とは一部変更している箇所がある」という。

　BD版には特典DVDが付属。'93年にVHSで発売された「ウルトラマン編」、「仮面ライダー編」を収録している。これは、「ウルトラマン VS 仮面ライダー」本編から、それぞれウルトラマンと仮面ライダーを中心に、幼年層向けとして再構成・編集したもの。

　さらにBD/DVD共通の新しい特典映像として、黒部進(ウルトラマン)と藤岡弘(仮面ライダー1号)の夢の対談も収録。封入特典としてライナーノーツなども予定されている。