リンクス、隙間を撮影できる動画対応フレキシブルカメラ

-長さ1mのケーブルとLEDライトで観察/撮影。防滴仕様


LINKS-SCOPE2012

 リンクスインターナショナルは、狭い隙間などで動画/静止画撮影が可能なフレキシブルカメラ「LINKS-SCOPE2012」を8月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,800円前後。

 長さ約1mのフレキシブルケーブルの先端に、25万画素のCMOSカメラと2個の白色LEDライトを備え、普段は手や目の届かない狭い場所を観察/撮影可能なカメラ。動画は640×480ドット/20fpsのAVIで、静止画はJPEGで保存。記録メディアはSD/SDHCカードと内蔵の32MBメモリを使用する。レンズのF値はF2.8、焦点距離はf=4.3mm。カメラの視野角は63~70度。LEDライトは7段階の光量調整が行なえる。


長さ1mのフレキシブルケーブルとLEDライトを採用先端のカメラ部本体

 カメラ部はIPX7(水深1mに30分間以上沈めても有害な影響を受けない)の防水に対応。本体はIP54(粉塵が内部に侵入しても有害な影響を受けない、あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響を受けない)防滴/防塵仕様となっている。

 カメラ先端部に装着できるミラーやフックも付属。ケーブルを曲げることができない死角からの撮影や、対象物への接触、回収が可能。さらに、マグネットも付属し、映像で確認しながら金属などを回収することもできる。同社は「空き缶ぐらいなら磁力で持ち上げられる」としている。

 パソコンとUSB 2.0で接続し、データ転送が可能。また、コンポジット映像出力も備える。モニターは2.4型液晶。電源は単3電池4本を使用。外形寸法は90×80×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量は750g。

カメラ部にミラーやフック、マグネットを取り付けることも可能側面の端子部2.4型液晶を搭載


(2011年 8月 8日)

[AV Watch編集部 中林暁]