ヤマハ、iPhoneデジタル接続のコンパクトコンポ

-CD/USB/ラジオも搭載。iPad充電も可能


「MCR-332」の使用イメージ

 ヤマハは、iPhoneやiPodを搭載できるコンパクトコンポ「MCR-332」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円前後。カラーはシルバー(S)のみ。

 CD/USB/ラジオ/アンプを備えたメインユニットと、2ウェイブックシェルフスピーカーで構成するコンポ。メインユニットの上部にiPhone/iPodを搭載でき、iPod内の楽曲をコンポで再生可能。iPodからの伝送はデジタルで、コンポ側で高品位にD/A変換し、高音質再生ができるという。

メインユニットはアルミヘアライン仕上げiPodだけでなく、USBメモリなども接続できる

 USB端子も備えており、USB-Dockケーブルを介してiPadなどを接続する事も可能で、iPadのデジタル接続・再生も可能。その場合、iPadをUSB経由で充電する事も可能。また、USBメモリなどに保存した音楽ファイルの再生にも対応する。対応するiPodはiPod classic、第2~6世代iPod nano、iPod touch、iPhone 3G/3GS/4、iPad。

 前面にCDプレーヤーのトレイを装備。DACはWolfson製。内蔵アンプはデジタルアンプで、デジタルとアナログ部を分離させた回路設計により、ノイズの影響を最小限に抑えたという。最大出力は20W×2ch(6Ω)。サブウーファ出力とヘッドフォン出力も各1系統備えている。

 AM/FMラジオも内蔵。また、ステレオミニのアナログ音声入力端子も備えており、iPod以外のポータブルプレーヤーとも接続が可能。

 アルミヘアライン仕上げで、外形寸法は180×318.2×118mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.95kg。消費電力は32Wで、スタンバイ時は0.3W以下。リモコンも付属する。

スピーカーは筐体は3点支持横から見たところ

 スピーカーは2ウェイで、11cm径のウーファと、2.5cm径のバランスドームツイータを搭載。筐体は3点支持で、不要な振動を抑制しつつ、自然な響きを実現したという。エンクロージャ内部に特殊な複合構造体を設置し、不要な振動を抑える独自のVCCSテクノロジーも投入。リアバスレフで、表面はピアノブラック調仕上げ。再生周波数帯域は60Hz~38kHz(-10dB)、~70kHz(-30dB)。外形寸法は123×299×200mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.3kg。


(2011年 9月 8日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]