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オリオラス、ポータブル利用向けに調整したBluetoothアンプ「1795MKII AL」

1795MKII AL

オリオラスジャパンは、Oriolusブランドより、Bluetoothアンプ「1795MKII」をポータブル環境での使いやすさとIEMとの調和をさらに高めた「1795MKII AL」を5月30日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は60,500円前後。

1795MKIIをベースに、ボディ素材、仕上げ、出力設計を再定義したマイナーチェンジモデルのBluetoothアンプ。IEMとの組み合わせを想定し、最大228mWの出力により、キレのある立ち上がりと、聴き疲れしにくい自然な質感を実現した。出力端子は3.5mmアンバランスと4.4mmバランス。

DACに「PCM1795」を採用。親しまれてきたアナログライクな質感を損なわず、電源レイアウトやアナログ段を中心に綿密な調整を行ない、「解像感ではなくゆとりのある音色と、微かに暖かみのある中域を踏襲しながら、輪郭の整った描写としっとりと沈む背景の静けさが共存し、耳に寄り添う自然な密度感を目指した」という。

内蔵発振器を基準に動作するサンプルレートコンバーター「AK4137EQ」を搭載し、リサンプリング時のタイミングのばらつきを抑える独立クロック構成を採用。Bluetoothで入力された音声信号を、高精度フィルタを通してPCM 192kHz/24bitへアップサンプリングすると同時に、ジッターを含むクロック由来のノイズ成分を低減する。

1795MKII ALでは、このAK4137EQまわりの信号伝送経路を可能な限り短く設計することで外来ノイズの影響も抑制。帯域の端まで濁りの少ない伸びと、静かな背景が両立したサウンドを目指した。

XMOS「XU316」を採用し、マルチコア構成による高速処理により、多情報量のハイレゾ音源でも安定して伝送。デジタル処理部には独立レギュレーターを配置し、USB部の負荷変動による電圧の揺らぎを抑えることで、XMOS内部のタイミング処理を安定化させている。

ジッター抑制に配慮した設計として、電源系にはCG5125を搭載。デジタル処理系の電源ノイズを低減することで、信号の純度を保ち静寂感のある背景と細部の再現性を支えている。

BluetoothオーディオのSoCには、Qualcomm「QCC5125」を採用。内部クロックマネジメントの精度を高めることで、処理の乱れや不要なノイズの影響を抑え、音場の見通しや背景の静けさが感じ取りやすい再生を実現。コーデックはaptX、aptX HD、aptX LL、AAC、SBCをサポートする。

アルミボディに内部構造をほのかに透かす半透明ガラスパネルを組み合わせた。一体成形されたガラスパネルは、端面までなめらかに丸く仕上げることで、手にしたときの自然な触感と、精密機器としての端正な一体感を高めている。金属部分は馴染みやすいようヘアライン加工でマットで温かみのある風合いに仕上げた。

過度な重量感を抑えながら、筐体内部の熱を効率よく逃がしやすい構造とすることで、持ち出しやすさと精密機器としての安定感を両立した。

外形寸法は98×53×18mm(縦×横×厚さ)。重量は130g。

  • USB オーディオ仕様
    PCM:16〜32bit/44.1〜768kHz
    DSD:DoP/Native、DSD64〜256
    DXD:384kHz/24〜32bit
  • Bluetooth オーディオ仕様
    対応サンプリングレート:16~32bit / 44.1~96kHz

    【ヘッドフォン出力】
  • 出力
    3.5mm:165mW(1kHz / 32Ω)
    4.4mm:228mW(1kHz / 32Ω)
  • SN比(A-weighted)
    3.5mm:110dB
    4.4mm:115dB
  • THD+N
    3.5mm:0.001%
    4.4mm:0.009%