米Sony、家庭用初の4Kプロジェクタを発表

-3Dや4Kアップスケールに対応「VPL-VW1000ES」


 米Sonyは7日(現地時間)、家庭用としては初となる4K SXRDプロジェクタ「VPL-VW1000ES」を発表した。

 米国のインストーラ向けのイベント「CEDIA Expo」で発表され、12月の出荷開始を予定。AV専門店、カスタムインストーラなどの販路で販売し、価格は25,000ドル以下となる見込み。

VPL-VW1000ES

 HDTVの4倍の解像度を持つ、4K SXRDパネルを搭載したプロジェクタで、新開発の4K SXRDパネルにより深い黒レベルを実現するほか、独自のアイリス技術によりダイナミックコントラスト100万:1を実現。輝度は2,000ANSIルーメンで、200インチの投射にも対応する。

 4Kの映像ソースの投射だけでなく、「4Kアップスケーラー」も搭載し、SDやHD、2D/3Dを問わずに4Kで視聴可能。3Dメガネは「TDG-PJ1」を利用する。光学2.1倍ズームレンズや、IP経由でのコントロール、RS-232インターフェイスなどを装備し、ホームオートメーションシステムとの連動動作にも対応する。


(2011年 9月 8日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]