ティアック、同軸2ウェイの小型スピーカー

-実売4万円の「S-300NEO」。A-H01にマッチ


S-300NEO

 ティアックは、同軸2ウェイスピーカーシステム「S-300NEO」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

 ウーファとツィータを同一軸上に配置したコアキシャル(同軸型)ユニットを採用した小型スピーカー。小型プリメイン「A-H01」との併用を想定している。

 同軸ユニットの採用により、優れた定位感を実現。エンクロージャはMDFを採用したリアダクトバスレフ方式で、ユニットからの音波の影響を排除してクリアな音質を確保するとともに、豊かなアコースティック特性を実現したとする。


背面

 ユニットは新開発のAir Dump Center Pole Systemを搭載した13mm同軸2ウェイ。ツィータは特殊ウレタンでカウリングし、不要振動を防いで高域を純化している。再生可能周波数帯域は55Hz~33kHz、クロスオーバー周波数は3.5kHz。インピーダンスは6Ω。

 スピーカーターミナルはバイワイヤリング/バナナプラグ対応の24Kメッキタイプ。3点式スパイクが付属し、着脱式スパイクにより部屋に合わせた音質にチューニングできるとする。外形寸法は184×229×240mm(幅×奥行×高さ)、重量は4.3kg。フットベースも付属する。


(2011年 10月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]