ヒビノ、PMCの新2ウェイスピーカー「twenty」

twenty series

　ヒビノインターサウンドは、英国PMCの2ウェイモニタースピーカー「twenty series」を2月1日より発売する。2ウェイブックシェルフの「twenty 21」「twenty 22」と、トールボーイの「twenty 23」「twenty 24」の4モデルを用意し、価格は231,000円～525,000円(ペア)。

　いずれも2ウェイのスピーカーで、ドライバやクロスオーバー、キャビネットを新設計したPMCの新シリーズとなる。twenty 21/23は140mm径ウーファを、twenty 22/24は170mm径ウーファを搭載。マットドープの軽量コーン紙を使用し、高感度でレスポンスが早いのが特徴で、「均一で色付けのない自然な中域と、高品位で安定性のある低音を生み出す」という。

　ツィータは、SONOLEXのファブリックドームで、滑らかな軸外特性を有し、広範囲に高域出力。磁性流体による冷却方式により出力能力を高め、大レベルの音にも対応できるとする。クロスオーバーはSEAS製(1kHz、24dB/oct)で、ドライバ間の物理的なタイムアライメントを施しながら、中域をツィータに送らないように制御。相互干渉を抑えている。キャビネットは18mm厚に増強し、共振を抑制。ATL(Advanced Transmission Line)構造を改善し、前面に出口を設けたため、場所を選ばずに設置可能となっている。

ツィータ(HFドライバー)	ウーファ(LFドライバー)	前面にATLの出口

　スピーカー端子は、英国製のバインディングポストを採用。正確な旋盤仕上げで純金の電気メッキを施している。スペードラグ、バナナプラグ、先バラケーブルに対応。バイアンプ/バイワイヤ接続に対応する。

　仕上げは、ダイアモンドブラック、オーク、ウォルナット、アマローネの4種類。twenty 23/24には専用の台座が付属。twenty 21/22にはオプションでスタンド「STD-twenty-61」を用意。価格は47,250円(ペア)。

サランネットはマグネットで固定	スタンド「STD-twenty-61」