アイ・オー、DTCP-IP対応のポータブルBlu-rayドライブ

-BDXL/Blu-ray 3D対応。最大14倍速記録の内蔵型も


 アイ・オー・データ機器は、BDXL対応のPC用Blu-ray Discドライブ2モデルを3月末より順次発売する。価格と発売時期は、シリアルATA接続の内蔵型「BRD-S14X」が14,280円で3月末発売、USB 2.0接続のポータブルモデル「BRP-U6DM」が17,640円で4月上旬発売。対応OSはWindows XP/Vista/7で、7は32bit/64bit対応。

ポータブルの「BRP-U6DM」内蔵型の「BRD-S14X」

 BDXLの3層/4層メディアへも書き込み可能なBDドライブ。付属ソフト「WinDVD BD3D」でBlu-ray 3D再生や、2D DVDなどの3Dへの変換、SD映像のHDへのアップスケーリングも行なえる。

 ポータブルの「BRP-U6DM」には、テレビでUSB HDDに録画した番組を、PC経由でBD/DVDにダビングできるソフト「DTCP-IP Disc Recorder」を同梱。DTCP-IPダビング/ムーブ対応のテレビとLAN接続して、USB HDD内の番組をBD/DVDに書き込める。また、同社の「RECBOX」に記録したスカパー! HDコンテンツや、ひかりTVチューナ「IS1050」のHDDに保存した番組のダビングも行なえる。

 その他のソフトとして、両モデルともに、BD/DVDオーサリングの「DVD Movie Writer 7 BD Version」や、ライティングソフトの「Nero Express Essentials」などを同梱する。

 記録速度は両機種で異なり、内蔵型の「BRD-S14X」は、ソニーの6倍速BD-Rを使用した場合最大14倍速で記録できるという。そのほかのメディアへの記録速度は、BD-R DL 12倍速、BD-R XL 6倍速、BD-RE/RE DL/RE XL 2倍速、DVD±R 16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 48倍速、CD-RW 24倍速。

 ポータブルの「BRP-U6DM」は、BD-R/R DLが6倍速、BD-R XLが4倍速、BD-RE/RE DL/RE XL 2倍速、DVD±R 8倍速、DVD±R DL 6倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 24倍速、CD-RW 16倍速。BRP-U6DMの外形寸法は、137×154×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約330g。



(2012年 3月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]