日立、500GB HDD内蔵の液晶TV Wooo「GP1」

55型「L55-GP1」

　日立リビングサプライは、薄型テレビ「Wooo」の新モデルとして、液晶テレビのGP1シリーズ3機種を9月下旬に発売する。価格は、55型「L55-GP1」が43万円、47型「L47-GP1」が34万円、42型「L42-GP1」が28万円。

　いずれも、IPS方式のフルHD/1,920×1,080ドットパネルを採用した液晶テレビ。LEDバックライトを採用している。偏光方式の3D表示にも対応し、パッシブタイプの専用3Dメガネも別売。2D映像を3D変換表示する機能も備えている。

　画質面では、高画質画像処理技術「Picture Master 3」を搭載。シーンの輝度分布を解析し、バックライトの発光をエリアでコントロール。滑らかな階調表現や、豊かな暗部の階調を表現するという「ダイナミックエリアコントラストマネージメント」や、シーンの色情報を分析し、色再現を調整する「3次元デジタルカラーマネージメント2」、「アドバンスド3次元ノイズリダクション」、「アドバンスドダイナミックエンハンサ」、「カラーリミッター」などで構成される。

　バックライトスキャニングや、入力映像の解像度を分析し、高解像度化処理を行なう「ピクセルマネージャーSG」、設置環境の光を判別して最適な画質に調整する「インテリジェント・センサー3」も利用可能。

47型「L47-GP1」	42型「L42-GP1」

　録画系機能として、500GBのHDDを内蔵。さらに、iVDR-Sカートリッジを挿入できるiVポケットも搭載している。チューナは地上デジタルを3系統、BS/110度CSデジタルを各2系統搭載。2番組同時録画が可能で、地デジの場合は、2番組を録画しながら別のチャンネルを視聴する事も可能。

　さらに、XCodeHDを搭載し、HDトランスコード/トランスレート録画が可能。最大8倍の長時間録画を、2番組同時に行なえる。内蔵500GB HDDに録画する場合、ハイビジョン放送を最大約400時間録画できる。

　独自のアルゴリズムを用いて、録画予約した番組や、番組の情報(番組名/出演者/ジャンル/放送時間帯など)、最高6,000番組分の蓄積情報からユーザーの好みを分析。「Woooおすすめ番組」として、1週間先まで推奨する番組を自動で録画する機能を備えている。

　他にも、放送局の注目番組をおすすめする「Gガイド注目番組」や、「キーワード自動録画」、出演者名や番組ジャンルをリストから選んで登録する事で、条件に合った番組を検索し、自動録画する機能も備えている。

　EPGは「やさしい番組表」を採用。番組を選び、リモコンの録画ボタンを押すだけで簡単に録画予約が完了。録画予約した番組には、手書きの赤丸がつく。

　録画した番組を、ジャンル別や未視聴番組ごとに自動でフォルダ分類して表示する「ワケ録」に対応。シーン解析アルゴリズムを用いて、見所の頭出しができる「いいとこジャンプ」、音声付きの1.3倍早見再生、0.8倍のゆっくり再生も利用可能。

付属のリモコン

　DLNAサーバー、クライアント機能に対応。Woooで録画した番組を、他のクライアントから再生でき、DLNAサーバー内のコンテンツ再生にも対応。HDMI CECのWoooリンクにも対応し、HDMI接続した対応機器をテレビのリモコンで操作できる。

　インターネットに接続する事で、ポータルサイトWooonetにアクセス可能。対応アプリをダウンロードしたスマートフォン/タブレット端末を、テレビのリモコンとして使ったり、GP1シリーズで録画した番組を、ネットワーク経由で端末から再生したり、ダビングして持ち出す事もできる。

　人感節電センサーや、消費電力低減モード、無信号電源OFF、無操作電源OFF機能なども用意する。各モデルの主な仕様は下表の通り。