LG、MHL対応+狭額ベゼルのIPS液晶「CINEMA SCREEN」

　LGエレクトロニクス・ジャパンは、幅1.2mmの狭額ベゼルを採用した液晶ディスプレイとして、27型の「IPS277L-BN」と23型の「IPS237L-BN」を8月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27型が33,000円前後、23型が22,000円前後。

　フレームを殆ど感じさせないというベゼル幅1.2mmのデザインが特徴(画面下部ベゼルは27型が23.1mm、23型が22.1mm)。LGでは映像への没入感を高める「CINEMA SCREEN」と命名している。

　27/23型ともに、1,920×1,080ドットのフルHD IPSパネルを搭載。コントラストは1,000:1、DFCオン時500万:1、輝度は250cd/m²、視野角は上下/左右178度。応答速度は5ms。IPSパネルは従来より透過率が高いものを採用しており、輝度やコントラストは維持したまま、従来のIPSモデルと比べて約19%の省電力化となる消費電力29Wを実現したという。

　ハードウェアキャリブレーションに対応し、キャリブレーションソフト「True Color Finder」も付属。RGBとCMYの6色の色相と彩度を自由に設定、保存できる「カラーコントロール」機能を備えている。

　また、スマートフォンなどで採用が増えているMHLに対応。2系統のHDMIのうち1系統(HDMI2)がMHL兼用となっており、接続したMHLスマートフォン内の映像出力が可能なほか、ディスプレイからスマートフォンの充電も可能となっている。MHLケーブルも同梱する。

　HDMI/MHLのほか、アナログRGB(D-Sub15ピン)も装備。上20度、下5度のチルト機能も備えている。消費電力は27型が31W、23型が29W。外形寸法/重量は27型が623×168.4×449.3mm(幅×奥行き×高さ)/5.3kg、23型が533×151.1×399.2mm(同)/3.6kg。