ハーマン、JBLのバッテリ内蔵Bluetoothスピーカー

8千円の薄型モデルと、チューブ型「JBL FLIP」


左が「JBL MICRO WIRELESS」、右が「JBL FLIP」

 ハーマンインターナショナルは、JBLのBluetoothスピーカー2機種を発売する。小型・薄型でバッテリ内蔵のポータブルタイプ「JBL MICRO WIRELESS」と、横長でバッテリを内蔵し、ハンズフリー通話にも対応する「JBL FLIP」。価格はどちらもオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、「JBL MICRO WIRELESS」が10月上旬で8,000円前後、「JBL FLIP」が11月で13,000円前後。




■JBL MICRO WIRELESS

JBL MICRO WIRELESS

 Bluetooth2.1+EDRに対応し、通信距離約10mに対応したBluetoothスピーカー。プロファイルは、A2DPとAVRCPに対応する。PINコード自動入力タイプで、手軽にワイヤレス接続できるという。対応コーデックはSBCのみ。

 40mm径のユニットを上向きに1基搭載。机の上などに置いて、上に音を放出することで、広いリスニングエリアを実現。バスポートと組み合わせ、小型ながら迫力のあるサウンドが得られるという。再生周波数帯域は150Hz~20kHz。

 ステレオミニのアナログ音声入力端子と、ステレオミニの入力ケーブルも搭載。Bluetooth非対応の機器とも接続できる。


音声入力端子を装備本体に音声入力ケーブルも備えているストラップなどを取り付けられるハンガーも用意
本体側面のボリュームコントローラー

 最大出力は2.7W。リチウムイオンバッテリを内蔵し、2時間の充電で約5時間の再生が可能。充電はUSB経由で行なう。

 外形寸法は93mm(最大幅98mm)×40mm(直径×高さ)。重量は130g。充電用USBケーブルや専用ポーチを同梱する。




■JBL FLIP

JBL FLIP

 Bluetooth2.1+EDRに対応し、通信距離約10mに対応したBluetoothスピーカー。プロファイルは、A2DPとAVRCP、HFPに対応。ハンズフリー通話もできる。PINコード自動入力タイプで、手軽にワイヤレス接続できるという。カラーはブラックとホワイト。

 SBCに加え、AACフォーマットもサポート。対応するiPhoneなどと連携した際に、高音質で再生できる。

カラーはブラックとホワイトの2色
アナログ入力も装備ハンズフリー通話もできる

 筺体は音響工学に基づいたチューブスタイルを採用。内部定在波の発生を抑えると共に、エンクロージャの容量を多く確保している。また、DSP処理も組み合わせ、「ナチュラルで高品位なJBLサウンドを可能にした」という。

 ユニットは40mm径フルレンジを2基搭載。アンプはデジタルアンプで、最大出力は5W×2ch。再生周波数帯域は150Hz~20kHz。

 ステレオミニのアナログ音声入力も備えており、Bluetooth非対応の機器とも接続できる。

 リチウムイオンバッテリを内蔵し、3時間の充電で約5時間の再生が可能。充電用のACアダプタを同梱。専用キャリングポーチも付属する。



(2012年 10月 4日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]