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ハーマン、スマホ充電も可能なJBLのバッテリ内蔵Bluetoothスピーカー「JBL CHARGE」
(2013/2/20 12:00)
ハーマンインターナショナルは、バッテリ駆動や搭載バッテリを使ってスマートフォンなどの充電も可能なBluetoothスピーカー「JBL CHARGE」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,800円前後。カラーはブラックのみ。
6,000mAhの大容量リチウムイオンバッテリを内蔵。Bluetoothスピーカーとして、12時間以上の再生ができるほか、USB出力端子を側面に用意。iPhoneなどのスマートフォンを充電できる、モバイルバッテリ機能も備えている。スピーカー自体の充電もUSB経由で行ない、所要時間は約3.5時間。
Bluetooth 2.1+EDRに準拠。通信距離は約10m。プロファイルはA2DP/AVRCPに対応。コーデックはSBCに対応する。ステレオミニの外部入力も備えており、Bluetooth機器以外も接続できる。
前面に38mm径のフルレンジユニットを2基搭載。側面の向かって右側には、バスレフポートを備え、左側に充電用のUSB出力を搭載する。アンプの最大出力は5W×2ch。再生周波数帯域は150Hz~20kHz。
筒型の筐体を採用。内部定在波の発生を抑えつつ、コンパクトなサイズを実現。独自のDSP処理も行ない、ナチュラルな再生を可能にしたという。搭載しているアンプはデジタルアンプ。
外形寸法は175×74×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は470g。ネオプレーン製のキャリングポーチや、USB対応のAC電源アダプタを同梱する。
音を聴いてみる
短時間ではあるが、Bluetooth接続で試聴を行なったので印象をお伝えしたい。
机の上に設置して試聴したが、机に振動が伝わって音を濁す事はなく、クリアで明瞭な中高域を実現している。底部にゴム足を備えているほか、筐体の剛性も高く、余分な響きをしっかり抑えている印象だ。
側面に備えたバスレフポートから低音も出ており、音に適度な厚みがあり、小型スピーカーにありがちな“スカスカ”した音ではない。BGM的にサウンドを楽しむほか、例えばiPadで映画などを再生する時のスピーカーとして使い、迫力を出すといった使い方もできるだろう。
正面から聴くと明瞭なサウンドだが、少し横にズレても音質にあまり変化はない。ボリュームを最大近くまで上げると、隣の人の声も聞き取りずらくなるほどの音量を出す事も可能。屋外で集まった人達と音楽を楽しむといった用途にも使えそうだ。