ドコモ、MEDIAS ES N-05Dを16日にAndroid 4.0へ

スクリーンキャプチャ対応、ATOK機能強化など


MEDIAS ES N-05D

 NTTドコモは、7月以降に順次行なうと告知していた、NECカシオ製Androidスマートフォン「MEDIAS ES N-05D」のAndroid 4.0へのアップデートを16日より開始する。

 アップデートにより、Androidのバージョンは従来の2.3から4.0.4になる。スクリーンキャプチャ機能や伝言メモ、プライバシー設定機能を追加し、日本語入力システムのATOKも機能強化。「タップサーチ」に画面や撮影画像から調べたいワードを抽出して検索できるようになる。

 操作性も向上。タッチフィードバックにテーマを追加し、振動パターンを変更。Android 4.0標準の機能として、ショートカットやアプリをまとめられるフォルダ作成機能や、最近使ったアプリ一覧の左右フリックによる個別削除にも対応する。また、「iコンシェル」「SDカードバックアップ」アプリなどが追加される。

 アップデートは無線LAN経由かパソコン経由で行ない、更新時に必要な空き容量は本体メモリが100MB以上、microSDが500MB以上。なお、更新に伴いATOKのデコメ絵文字履歴やデコメ絵文字関連の学習データ、単語登録データは初期化される。

 MEDIAS ES N-05Dは、4.3型/720×1,280ドットの液晶搭載で、IPX5/IPX8の防水、IP5X相当の防塵性能を装備する薄さ6.7mmのAndroidスマートフォン。起動/撮影間隔とも最短約0.7秒まで縮めた810万画素の「瞬撮カメラ」を搭載する。無線LANのテザリングに対応するが、Xiには非対応。


(2012年 10月 16日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]