オルタス、4K/2Kで世界最小の9.6型液晶を開発


 オルタステクノロジーは、4K/3,840×2,160ドット表示で、世界最小という9.6型液晶パネルを開発し、11月よりサンプル販売を開始する。

 独自のHAST(Hyper Amorphous Silicon TFT)技術をベースに、微細加工技術や液晶配向技術、パネルの能力を最大限に引き出す駆動技術を盛り込み、9.6型での4K/2K表示を実現した。精細度は458ppiで、「2Dでありながら実物のような、これまでにない自然で立体感のある映像を映しだすことができる」としている。色再現範囲はNTSC比72%、視野角は上下/左右160度。

 放送用4Kカメラのモニター画面などの業務用機器や、映像機器や医療関連機器など向けの展開を予定している。


(2012年 10月 24日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]