デジオン、DiXiMでDIGA連携強化。AndroidのDTCP-IP対応など

DIGA番組再生/持ち出しなどを他社製品でも実現


 デジオンは、ホームネットワークアプリケーション「DiXiM」シリーズ製品において、パナソニックのBlu-rayレコーダ「DIGAシリーズ」との連携を強化する。

 連携強化の第1弾で、Andoridプラットフォーム向けのDTCP-IP対応アプリケーション「DiXiM for Android」のオプション機能として、DIGAの録画番組再生機能などを搭載。今後発売されるAndroid搭載機器のプリインストール用に各社に提供開始する。これにより、パナソニック以外のメーカーでもDIGA対応製品を開発しやすくなる。

 DiXiM for AndroidのDIGA連携強化にあたり、パナソニックとデジオンの両社で協議し、デジオンが開発。DIGA対応版「DiXiM for Android」を搭載した端末では、「DIGA録画番組のAndroid端末での再生」、「テレビ番組のリアルタイム視聴」(放送転送)、「録画番組持ち出し」が可能となる。録画番組持ち出しの解像度はVGA。

 DiXiM for Androidは、DTCP-IP対応のプレーヤーソフト「DiXiM Player」、サーバー「DiXiM Server」から構成される。DiXiM Playerでは、デジタル放送番組のネットワーク経由でのHD再生や、外部のDMR(レンダラー)再生を操作するDMC(コントローラ)機能などを搭載する。


(2012年 11月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]