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ストレージ+バッテリ+無線LANの「StationDrive」

ピクセラから。スマホと連携。旅先などで活躍

「StationDrive」。なお、外観は最終ではなく、製品版では通信中にロゴマークの上の電波マークが光る。さらに、ロゴの下にある5個の横長ラインも光り、ストレージの使用割合がわかる

 ピクセラは、大容量のフラッシュメモリと、モバイルバッテリ、無線LANアクセスポイント機能を一体化した「StationDrive」を2013年1月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、64GBモデル「PIX-FS200-64」が13,000円前後、32GBモデル「PIX-FS200-32」が1万円前後。

 旅行などに便利な製品。3,000mAhのバッテリを内蔵しており、USB経由でスマートフォンを充電可能。さらに、付属アダプタを介してEthernet端子を備え、無線LANアクセスポイントとしても機能。旅先のホテルで、部屋の有線LANと接続する事でアクセスポイントとなり、スマートフォンやタブレットなど、複数の機器でネット接続が楽しめる。

 さらに、本体に大容量のストレージメモリ(32GB、64GB)を内蔵しているのが特徴。その領域にアクセスするための専用アプリをiOS、Android向けに無料で提供し、メモリに保存した写真(JPG、JPEG、BMP、PNG/※BMPはiOS非対応)や動画(MP4、MOV)、音楽ファイル(AAC、MP3)、さらにワード、エクセル、パワーポイントの書類も可能。スマートフォンやタブレットの外部メモリのように使う事ができる。

使用イメージ
横から見たところ
上部
下部。USB接続で充電をしたり、右写真の付属アダプタを介してEthernet接続が可能

 なお、専用アプリはビューワーだが、ストレージ内のファイルを削除したり、スマートフォンで撮影した写真の保存先としてストレージを使用する機能も備えている。

iOS向けアプリでストレージの中にアクセスしているところ

 このストレージ領域は、WindowsやMacからもアクセス可能。ワイヤレスだけでなく、USB端子でPCと接続すると、USBマスストレージとして認識され、USB経由でファイルの転送もできる。

 外形寸法は118.3×60×10.5mm(縦×横×厚さ)、重量は約100g。無線LAN機能はIEEE 802.11b/g/n(150Mbps)に対応。2.4GHz帯を使用し、セキュリティはWEP、WPA、WPA2に対応する。

(山崎健太郎)