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ヒビノ、「iBasso HDP-R10」のファームウェア提供に遅れ

「iBasso Audioからの供給遅れのため」

HDP-R10

 ヒビノインターサウンドは6日、11月30日の提供開始を予定していたiBasso Audioのハイレゾ対応プレーヤー「HDP-R10」最新ファームウェア公開が遅れていると発表した。

 遅延の理由については「iBasso Audioからの供給遅れのため」としており、準備が整い次第ファームウェアアップデートを実施する予定。

 提供予定のファームウェアV.8.0.1では、Google Playアプリが削除され、Google Playからのアプリダウンロードができなくなる。これは、Google Playから一部のアプリをインストールすると、R10標準の音楽再生ソフト「HD Music Player」使用時に、ノイズや音飛びが発生する問題に対処するためで、「HD Music Playerの高音質を維持し、安定的な動作を実現するため、Google Playのバンドル廃止の措置を取らせていただくことになった」としている。

 そのほか、ディスプレイ消灯時、点灯時のポップノイズの抑制などの改善も行なわれる予定。

 R10はFLACやDSDファイルなどの再生に対応し、高音質なヘッドフォンアンプも内蔵したハイレゾオーディオプレーヤー。Android OSを採用し、独自の「HD Music Player」を使い、Android AudioSystem内でゲイン調整をせずに高音質な再生を可能にしている。

(臼田勤哉)