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ヒビノ、iBasso「HDP-R10」の新ファーム提供開始

Google Playアプリ削除、初期化も必要

HDP-R10

 ヒビノインターサウンドは25日、公開を延期していたiBasso Audioのハイレゾ対応プレーヤー「HDP-R10」の最新ファームウェア「バージョン8.0.2」を提供開始した。同社サイトでファームウェアアップデータのダウンロードが行なえる。

 当初、11月30日に提供予定だったファームウェアについては、「バージョン8.0.1をリリースするとお知らせしていたが、さらにファームウェアの検証を行ない、バージョン8.0.2としてリリースさせていただくことにした」(同社)と説明している。

 バージョン8.0.2のアップデート内容は、Google Playアプリの削除、ディスプレイ消灯時/点灯時のポップノイズ抑制、R10標準の音楽再生ソフト「HD Music Player」の安定性向上、その他の不具合修正。Google Playアプリを削除する理由については既報の通り、一部のアプリをインストールすることでHD Music Playerでの音楽再生時にノイズや音飛びが発生する問題に対処するためとしており、アップデート後はGoogle Playからアプリダウンロードができなくなる。

 アップデート手順は、microSDカードを取り外した状態でR10本体をPCにUSBストレージとして接続し、ルートディレクトリにダウンロードしたアップデータイメージファイルを転送。取り外し後に本体画面を操作してインストールを実行し、再起動完了後に設定メニューから「データの初期化」を実行する。これにより本体に保存しているアプリはすべて消去され、データについても消去される場合があるという。またアップデート後のダウングレードは不可能。手順の詳細についてはR10ファームウェアのダウンロードページで解説している。

(庄司亮一)