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パイオニア、「N-50/30」のApple Lossless/AIFF対応ファームは3月公開

上が「N-50」、下が「N-30」

 パイオニアは23日、ネットワークオーディオプレーヤー「N-50」、「N-30」において、Apple Losslessの再生や、ギャップレス再生に対応する無償アップデートを3月初旬に実施すると発表した。

 昨年11月に予告していたもので、これまでは「2013年春に実施予定」としていた。アップデータはパイオニアのサポートページからPCでダウンロードし、USBメモリ経由でプレーヤーに読み込ませて行なう。

 N-50とN-30はDLNAに対応したネットワークオーディオプレーヤーで、再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC/WAV/FLAC。3月のアップデートにより、新たにApple LosslessとAIFFの再生にも対応する。また、詳しい情報として、AIFFが24bit/192kHzまで、Apple Losslessは24bit/96kHzまで対応する事が明らかになった。

Apple Losslessの再生イメージ
AIFFの再生イメージ。なお、実際はAIFFの場合、192kHzのファイルではタイトル表示ができず、AIFFでジャケット画像が表示できるNAS(ネットワークHDD)は、まだ確認されていないという
アプリの一覧性も向上

 さらに、ライヴ録音のアルバムなどにおいて、楽曲と楽曲を途切れさせることなく再生できる「ギャップレス再生」機能も追加される。

 また、本体のアップデートだけでなく、iPhone/iPod touch、Android端末向けのコントロールアプリ「Pioneer ControlApp」もアップデートされ、操作性が向上する。操作への反応や、動作自体の高速化を行なうほか、楽曲の一覧性をアップ、曲名が長くて全部表示されない楽曲は、ポップアップで全て表示させるといった機能も追加。安定性も向上するとしている。

(山崎健太郎)