パナソニック、無線LAN内蔵/狭額縁の液晶VIERA「X6」

X6シリーズ

　パナソニックは、液晶テレビ「VIERA」の新製品「X6シリーズ」と「C60シリーズ」、「C6シリーズ」を3月上旬より順次発売する。

　価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、X6シリーズの32型「TH-L32X6」が65,000円前後、24型「TH-L24X6」が48,000円前後。C60シリーズは、50型「TH-L50C60」が15万円前後、39型「TH-L39C60」が8万円前後、C6シリーズの32型「TH-L32C6」は6万円前後、24型「TH-L24C6」は43,000円前後。TH-L50C60のみ4月上旬発売で、それ以外の5モデルは3月上旬発売。

　3シリーズとも従来モデルからの変更点として狭額縁デザインを採用し、本体を小型化。別売USB HDDへの録画も行なえる。C60シリーズのみ、フルHDの倍速パネルを搭載する。X6シリーズは無線LANを内蔵し、DLNA機能「お部屋ジャンプリンク」にも対応。なお、同日に発表された上位モデル「スマートビエラ」のDT60/E60シリーズなどとは異なり、クラウド型サービスの「ビエラ・コネクト」には対応しない。

X6シリーズ

TH-L32X6

　液晶パネルはいずれも1,366×768ドットで、32型のみIPSパネルを採用。地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載し、別売USB HDDへの録画も可能だが、シングルチューナのため裏番組録画は行なえない。USB HDDは8台まで登録可能。

　IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANを本体に内蔵し、DLNAの「お部屋ジャンプリンク」に対応。DIGAなどの対応レコーダに録画された番組を無線LAN経由で視聴できる(11nの利用を推奨)。また、USB HDDに録画した番組を、LAN経由でレコーダのDIGAに高速転送することも可能。また、無線LAN環境が無くても、DIGAに録画された番組や放送中の番組を、X6シリーズへダイレクトに無線転送して表示できる(シンプルWi-Fi搭載モデルのDIGA DMR-BXT3000、DMR-BZT9300/830/820/730/720/630)。そのほか、アクトビラ ビデオ・フルの動画も視聴可能。

　HDMI入力は2系統。そのほかの入力端子は、D4入力(32型のみ)、コンポジット入力、ヘッドフォン出力などを搭載。EthernetとUSBも各1系統装備。スピーカーユニットは、32型が2.5×9cm、24型3×10cmのフルレンジ2基。出力は32型が総合10W、24型が総合6W。

　省エネ機能の「エコナビ」を搭載し、視聴環境に応じた明るさ/画質調整や、使っていない機器の電力低減などが自動で行なえる。消費電力と年間消費電力量は、32型が65W(待機時約0.1W)、45kWh/年で、24型が39W(同)、33kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は32型が74.1×18.4×51.5cm(幅×奥行き×高さ)、約7kg、24型が57.6×18×41.6cm(同)、約5kg。

DLNAのお部屋ジャンプリンクに対応

C60/C6シリーズ

50型のTH-L50C60

　C60は1,920×1,080ドットの倍速パネルを採用。C6は1,366×768ドットパネルを搭載する。L32C6のみ、IPSパネルを採用。地上/BS/110度CSデジタルのシングルチューナ内蔵で、別売USB HDDへの録画も可能(裏番組録画非対応)。USB HDDは8台まで登録できる。録画番組をLAN経由でDIGAへ高速転送することも可能。

　Ethernetを搭載するが、無線LANは非搭載。HDMIは2系統で、そのほかの入出力はD4入力(L24C6には非搭載)、コンポジット入力、ヘッドフォン出力など。省エネ機能の「エコナビ」も搭載する。

C60シリーズ

C6シリーズ