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パナソニック、HDMI搭載の小型DLPプロジェクタ

スマホやPCと接続する「マイクロビューアー」

小型ビューアー(LF-PJ525H)

 パナソニックは、HDMI入力を備え、ノートPCやスマートフォンなどとの接続を想定した小型のプロジェクタ「小型ビューアー(LF-PJ525H)」を4月20日に発売する。愛称は「マイクロビューアー」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

 直販サイトのPanaSenseでは、モニター販売も実施する。詳細は専用ページを参照のこと。

 外形寸法60×102×22mm(縦×横×厚さ)、重量約110gの小型DLPプロジェクタ。輝度は50ルーメン(高輝度時)、40ルーメン(中輝度)、25ルーメン(低輝度)から選択でき、50ルーメンクラスでは業界最小サイズだという。

 絞り構造のアルミ外装フレームの採用により、薄型・軽量化を実現。堅牢性も確保したという。また、全体を滑らかなデザインに仕上げることで、「シャツやバッグのポケットにも入るほどの小型で薄型のスタイルを実現した」という。

HDMIケーブルを接続したところ

 入力端子としてHDMIを備えており、HDMI出力を搭載したノートPCや、スマートフォン、タブレットなどとの接続を想定。別売アダプタを介してiPhone/iPadとも接続できる。ただし、バッテリは内蔵しておらず、USBバスパワーからの給電で動作する。そのため、USB給電機能の無い機器と接続する場合は、プロジェクタの電源として、別途モバイルバッテリなどを用意する必要がある。DVDやBlu-rayビデオの映像も投写可能。入力対応解像度は最高1080iまで。

 DLP投写部の解像度は854×480ドット。光源には3色のLEDを使用。コントラスト比は1,000:1。投写可能サイズは10~60型、投写距離は37cm~2.22m。映像を投写するだけでなく、非常時に使える白色点灯の照明モードも利用可能。USB給電のみで電源ボタンを長押しすれば点灯する。

 放熱シミュレーションを用いて、LED光源や回路部品から発生する熱を効果的に放熱する冷却ファンを最適に配置。流軸ファンを採用し、ファン最大駆動時でも騒音は38dB以下で、「ビジネスシーンでも気にならない静粛性を実現した」としている。

(山崎健太郎)