UEI、独自OSのタブレット「enchantMOON」を発売延期。6月中旬～下旬に

enchantMOON

　ユビキタスエンターテインメントは14日、独自OS搭載タブレット「enchantMOON(エンチャントムーン)」の発売を延期すると発表した。製品発表当初は5月下旬～6月中旬出荷予定としていたが、延期後の出荷時期は6月中旬～下旬となる。

　延期の理由について同社は「想定以上のご予約をいただくこととなり、高精度タッチパネルの部材確保の遅延により、組み立て工程が当初の想定から遅れた」と説明。6月上旬には部材がそろい、順次生産を開始。6月中旬から下旬に出荷を開始するという。

　第1次/第2次ロットの受付は既に終了しており、追加販売については、第1次/第2次ロットの出荷開始スケジュールを見計らって予約再開する予定。確定次第、同社サイトなどで案内するという。

　enchantMOONは、8型/1,024×768ドット液晶と、Android 4.0をベースとしながら手書き文字認識にフォーカスして開発した独自OS「MOONPhase」を搭載したタブレット風端末。「紙のノートに近い操作性」としており、手書きした文字を自動認識し、指で囲むことで様々な操作が行なえることなどが特徴。設計段階から映画監督の樋口真嗣氏と哲学者/思想家の東浩紀氏が関わっている。直販価格は39,800円。