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パイオニア、クラブ向けサウンドシステムなど業務用音響事業参入

GS-WAVE Series

 パイオニアは、米Gary Stewart Audio(GSA)と協業し、クラブ向けのフラッグシップスピーカーシステム「GS-WAVE Series」を発売。業務用音響機器事業に本格参入する。

 GSAは、数多くの著名クラブへサウンドシステムをインストールしてきた企業。パイオニアでは、2011年にパートナーシップ契約を締結し、共同でクラブ向けのサウンドシステムを開発。GSA製品の販売ライセンスも取得している。パイオニアは、DJ機器などを中心に業務機器を手がけてきたが、サウンドシステムにも参入し、様々な音楽心向けにラインナップを拡充。業務用音響機器事業を拡大するとしている。

 今回開発したGS-WAVE Seriesは、ダンスフロアに設置するスピーカーで、迫力ある重低音再生と、長時間でも聞き疲れしない中高域再生を実現。サブウーファ「WAV-SUB」、WAV-SUB用拡張ホーン「WAV-HORN」、バックローデッドホーン・ローボックス「WAV-LOW」、音響レンズ付きミッドハイボックス「WAV-LENS」、スーパーツィータ「WAV-TWPOD」などから構成される。

 また、PAスピーカーやDJブースモニターとしても利用できる中規模空間向けスピーカーシステム「XYシリーズ」も同時に発売する。

(臼田勤哉)