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TBS、「世界陸上」でスマホのセカンドスクリーン企画

TV放送と連動、音声/静止画/映像認識を活用

テレビのデータ放送画面

 TBSテレビは、8月10日からテレビ放送する「世界陸上モスクワ」と連動した、スマートフォン向けセカンドスクリーンサービスを実施する。テレビのデータ放送と、スマートフォンのアプリ「世陸応援団」を使って無料で利用できるもので、スマートフォンの対応OSは、iOS5.0~6.1.3と、Android 2.3.3 以上。

 今回のセカンドスクリーンサービスは、アプリで世界陸上に関するクイズを楽しめるほか、テレビ放送に合わせて特定の操作をすることでポイントを貯めて、プレゼントに応募できるという内容。音声認識/静止画認識/映像認識を活用しており、「3種類の認識技術を同時に利用する世界初のサービス」としている。認識技術は、日本エヴィクサーが開発したもの。

アプリの音声認識画面

 スマホアプリ「世陸応援団」を起動し、テレビから流れるレース前の「On Your Mark!(位置について)」という音声をスマホで認識すると、「応援ゲーム」に挑戦してポイントを入手できる。また、番組中にテレビ画面に表示される番組ロゴをスマホのカメラで認識すると、ボーナスポイントを貯められる。さらに、番組に挿入されるトヨタのCMを認識させることでも、ボーナスポイントが追加される。

 アプリで入手したポイントは、テレビで生放送中のデータ放送コンテンツに加算でき、一定のポイントが貯まると、8月6日より発売されている「トヨタカローラフィールダー HYBRID」(1名)などのプレゼントに応募できる。

 世界陸上(世界陸上競技選手権大会)は奇数年に開催され、今回が14回目。1997年よりIAAF(国際陸上競技連盟)のオフィシャルブロードキャスターを務めるTBSが、8月10日から9日間にわたり、地上波/BS/CS/インターネット動画配信で独占生中継する。

(中林暁)