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パナソニック、50年寿命のBD-R「プレミアムモデル」

50GB 2,500円。独自記録膜/タフコート採用、国内生産

左が50GB、右が25GBのモデル

 パナソニックは、“50年寿命”を謳うデータ用BD-Rメディア「プレミアムモデル」2製品を9月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は容量50GBのBD-R DL「LM-BR50MDP」が1枚2,500円前後、25GBのBD-R「LM-BR25MDP」が1,500円前後。

 追記型/6倍速対応のデータ用BDメディア。デジタル一眼カメラやデジタルビデオカメラで撮影した動画や写真などの大切なデータを長期保存したいという要望に応えるため、同社推定寿命50年以上を実現する高信頼性ディスクを開発。同日に発表したBDドライブ搭載のノートPC「レッツノート」発売に合わせて提案していく。ディスクの製造はパナソニックAVCネットワークスの岡山県津山工場で行なう。

 独自の無機系相変化記録膜と両面プロテクト構造を採用し、50年相当の寿命加速試験をクリアしたディスクのみを厳選。高精度レイヤースタック技術により、安定した記録再生特性を実現したという。

 高剛性のハードコート層と高弾性のカバー層を組み合わせた保護膜「タフコート」も採用。汚れや指紋、傷、打痕に対して強い効果を発揮するという。レーベル面には独自の「防湿膜」を採用し、温度/湿度変化によるディスクの反りに強いことも特徴。レーベル表面は油性ペンでの手書きに対応するが、インクジェットプリンタには非対応。ケースは10mm厚のプラスチックケース。

(中林暁)