パイオニア、光で演出するiPhone/iPad対応DJコントローラ「DDJ-WeGO2」

別売iPadとアプリ「djay 2」との組み合わせ(レッド)

　パイオニアは、DJコントローラの新製品「Digital DJ-WeGO2」(DDJ-WEGO2)を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。カラーはレッド(R)、ブラック(K)、ホワイト(W)の3色を用意する。

　LEDの光とエフェクトによる演出でDJプレイが行なえるDJコントローラ「DDJ-WeGO」('12年10月に発売)のコンセプトを継承しつつ、新たにiPhone/iPad/iPod touchとの連携にも対応したことが特徴。iOS端末と専用ケーブルで接続し、別売のAlgoriddim製アプリ「djay 2」(850円) と組み合わせることでiTunesライブラリ内の楽曲を使ったスクラッチ/ミックスを、DDJ-WeGO2のジョグやノブ/ボタンを使って行なえる。iPhone/iPod touch/iPad用スタンドにもなるグリップを同梱し、持ち運びが可能。接続可能なiOS端末は、第4世代iPad、iPad mini、iPhone 5、第5世代iPod touchで、iOS 6.0以降。付属ケーブルとLightning端子で接続する。

ブラック

ホワイト

　従来モデル同様にWindows PC/Macとも接続でき、USBバスパワーで動作可能。同梱するDJソフト「Virtual DJ Limited Edition」のほか、Mac用のAlgoriddim製「djay」などのDJソフトにも対応。パソコンに保存した楽曲ファイルを使ってDJプレイが行なえる。付属ソフトVirtual DJ Limited Editionの対応OSはWindows XP/Vista/7/8と、Mac OS X 10.5～10.8。対応ソフトの詳細は、パイオニアのサイト内で案内している。

　DJプレイ時は、ジョグに備えたマルチカラーLEDの光で演出する「PULSE CONTROL」と、複数のエフェクトを組み合わせて同時にJOGでコントロールできる「JOG FX」の機能を利用可能。PULSE CONTROLには、ミックスする楽曲のビートのズレを光の強弱で表すことでテンポを合わせられる「MIX PULSE」や、楽曲ロード時に赤い光が流れる「LAUNCH PULSE」、操作したエフェクトのパラメータによって光が混ざり合う「FX PULSE」などの機能を用意。そのほか、LEDと同梱DJソフトのGUI画面を、好みの色にカスタマイズすることも可能。

　入力端子は標準フォン×1、出力端子はRCAのマスターアウト×1と、ヘッドフォンモニターアウト×2(標準/ステレオミニ×各1)を装備する。スタンドを除く外形寸法と重量は、380×208.5×65mm(幅×奥行き×高さ)、1.6kg。