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【IFA 2013】JVCケンウッド、DLNA/AirPlay対応「デザインオーディオ」など
(2013/9/9 08:00)
JVCケンウッドは、ドイツ・ベルリンで9月11日まで開催されている「IFA 2013」において、コンパクトオーディオシステムの「デザインオーディオ」シリーズや、重低音が強力な円筒形オーディオの「BoomBlaster」、アクションカムの「ADIXXION」などを出展している。
デザインオーディオシリーズ
「デザインオーディオ」は、名前通りスタイリッシュなデザインが特徴の新シリーズ。DLNA/AirPlayやBluetoothに対応し、広い部屋でも使えるスピーカー構造が特徴の「SP-AP1」と、デスクトップやキッチンなどで利用できるCD/Bluetooth搭載の「NX-W5」の2モデルをラインナップする。いずれも欧州では11月に発売予定で、カラーはブラックとホワイトの2色展開。
SP-AP1は、無線LANを内蔵するなどネットワーク再生に特化したオーディオシステムで、DLNA/AirPlay、Bluetooth、USBメモリ再生に対応。Bluetooth再生時のコーデックはSBCに加えAACにも対応する。価格は約600ユーロ。
上から見るとほぼ正方形のフラットなデザインで、本体の四隅に、外側に向けてフルレンジスピーカーを各1基、下部にサブウーファを1基内蔵。フルレンジスピーカーは音の指向性を調節できるため、部屋のどこにいても、人の場所に音が届くように設定可能。また、部屋の中央において、全体へ均等に音が広がるようにすることもできる。アンプ出力は12W×4ch + 60W。外形寸法は290×290×169mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。
NX-W5は、CDとBluetooth、FM/AMチューナ、USB、ステレオスピーカーを備えたシステム。Bluetooth再生時のコーデックはSBC/AACに対応する。USB端子はUSBメモリまたはiPhone/iPod/iPadと接続して音楽を再生できる。なお、無線LANは搭載しない。
スピーカーは前面に備え、出力は20W×2ch。外形寸法は325×150×205mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.8kg。価格は約350ユーロ。
円筒形オーディオはLightning対応。アクションカム第2弾が欧州でも発売
円筒形の本体で、強力な重低音が特徴のiPhone/iPod対応オーディオシステム「BoomBlaster」には、新製品「RV-NB75」が登場。従来モデルとの大きな違いはiPhone/iPodクレードルの端子が30pin Dock端子からLightning端子に変更された点。なお、iPhone/iPod収納部は「今後、新しいiPhoneが登場しても収められるよう、大き目のスペースにした」とのこと。
CDとBluetoothを搭載するほか、USBメモリ再生にも対応。フルレンジスピーカー2基を前面に、サブウーファ2基を両側面に内蔵し、アンプ出力は5W×2ch + 15W×2ch。外形寸法は666×248×235mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.1kg。
そのほか、欧州でも人気の高い製品ジャンルであるアクションカムのJVC第2弾モデル「ADIXXION GC-XA2」は、秋より発売開始(日本では発売中)。従来モデルから画質を強化し、1080/60p撮影や1,280×720ドット/120fps撮影に対応したことなどが特徴。