ニュース
キヤノン、LED採用/B5サイズ以下のDLPプロジェクタ
「ビジネスバッグに入るサイズ」に
（2013/9/24 13:00）
キヤノンは、光源にLEDを採用した小型DLPプロジェクタ「LE-5W」を10月上旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円台前半。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色で、ブラックが10月上旬、ホワイトが10月下旬に発売される。
同社のパワープロジェクタシリーズで、初となるLED光源のプロジェクタ。40～60型程度の小規模プレゼンテーションや会議での利用を想定し、B5サイズを下回る外形寸法248×193×49mm(幅×奥行×高さ)と小型化。設置性を高め、ビジネスバッグにも入るサイズを実現したという。重量は約1.6kg。
映像デバイスはDLPで、解像度は1,280×800ドット、輝度は500ルーメン、コントラスト比は3,000:1。レンズは単焦点(F1.65)で、投写距離0.5～6.1mから20型～240型の投写が可能。100インチ投写時の設置距離は2.5m(投写距離比1.2：1)。最大±40度の縦自動台形補正機能を備えている。
LEDを光源に採用することで、約2万時間の長寿命を実現。「毎日5時間使用しても約10年間メンテナンスが不要」としている。また、起動時間も約4秒と高速化したほか、電源オフ時も約0.5秒で、クーリング時間を不要とした。ランプ出力は81W。
HDMI入力とアナログRGB入力(D-Sub15ピン)、アナログ音声入力/出力(ステレオミニ)を装備し、最大入力解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。また、USB端子とSDカードスロットを備えており、USBメモリやSDカードに記録したWord/Excel、PowerPointデータや動画や写真、音楽ファイル、をプロジェクタ単体で再生できる。対応動画ファイル形式は、AVI、MKV、TS、DAT、VOB、MPG、MPEG、MOV、MP4。音楽はOGG、AAC、WAV(MP3は後日ファームウェアアップデートで対応予定)、写真はJPEG、BMP。2.5Wのステレオスピーカーも内蔵する。
動作音は約38dB。消費電力は130W(待機時0.5W)。本体下面には三脚用のネジ穴を備えている。リモコンや電源ケーブルが付属する。
