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ドコモ、「Xperia Z1」に省電力のSTAMINAモードを追加

docomo ID設定/遠隔データ消去も。5機種アップデート

Xperia Z1 SO-01F

 NTTドコモは、Androidスマートフォン「Xperia Z1 SO-01F」のアップデートを12月16日より開始した。電力消費を抑える「STAMINAモード」が追加されるほか、遠隔初期化や画面のホワイトバランス調整などにも対応する。

 Xperia Z1の他に、「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」と、「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」、「GALAXY S II LTE SC-03D」「F-09D ANTEPRIMA」も同日よりアップデートを開始した。

Xperia Z1 SO-01F

 アップデートにより、省電力機能「STAMINAモード」を追加。同モードに設定すると、画面スリープ中に、指定したアプリケーションの動作や通知LEDの点滅周期、点灯色を制限することで電池の消費を抑える。

 docomo IDの設定にも対応。また、Xperia Z1 SO-01F本体を紛失した時などに、パソコンから遠隔操作で端末/microSDカードを初期化するサービスも利用できる。画面のホワイトバランス調整も可能になった。そのほか、卓上ホルダでの充電後に、電源キーを押してもスリープから復帰しない問題が改善される。アップデート内容は下記の通り。ビルド番号は「14.1.H.1.281」となる。

  • 「docomo ID」認証の本格導入対応。設定することで、対応するサービスアプリでのdocomo ID入力が不要になる。また、Wi-Fiオプションパスワードがdocomo IDに統合される
  • 遠隔初期化に対応。パソコン(My docomo)から回線を指定して、遠隔操作で端末初期化/microSDカードのデータを消去できる
  • 新「ドコモバックアップアプリ」を提供開始。SDカードバックアップ対応項目のうち、音楽、ブックマーク、通話履歴、ユーザ辞書についてデータ保管BOXへのアップロードが可能になる
  • 留守番電話サービスを契約していなくても留守録できる「伝言メモ」に対応
  • 起動中のアプリケーションの使い方ガイドを画面上に表示する「スモールガイド」に対応
  • 画面上のホワイトバランス調整に対応
  • 卓上ホルダでの充電後、電源キーを押してもスリープモードから復帰しない問題を改善

AQUOS PHONE ZETA SH-01F/SH-02E、GALAXY S II LTE SC-03D、F-09D ANTEPRIMA

AQUOS PHONE ZETA SH-01F

 AQUOS PHONE ZETA SH-01Fも、「docomo ID」認証の本格導入に対応。また、遠隔初期化や、新「ドコモバックアップアプリ」にも対応する。独自の「ミニマップ」アプリは、二本指での視点変更と地図回転に対応。「データ引継機能」は、電話帳データの引継ぎも可能になる。そのほか、画面OFF状態で電源キーを押しても、まれに画面が点灯しない問題が修正される。アップデート後のビルド番号は「01.01.00」。

 AQUOS PHONE ZETA SH-02Eは、画面OFFの状態で放置すると、まれに本体が再起動をする問題が改善される。アップデート後のビルド番号は「02.00.04」。

 F-09D ANTEPRIMAは、ブラウザを長時間利用すると、まれにブラウザが強制終了する問題が修正される。アップデート後のビルド番号は「V22R29C」。

 GALAXY S II LTE SC-03Dには、「Google設定」アプリを追加。また、本体で文字入力時に、テンキーで入力するとまれに正しく表示されない問題が修正される。アップデート後のビルド番号は「IMM76D.OMMP5」。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E
GALAXY S II LTE SC-03D
F-09D ANTEPRIMA

(中林暁)