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シャープ、高速BDドライブ/500GB HDD搭載レコーダ「BD-W550」の白モデル

BD-W550SW

 シャープは、BDドライブを高速化したレコーダ「AQUOSブルーレイ」の「BD-W550」に、ホワイトを基調としたカラーバリエーションモデル「BD-W550SW」を追加。1月29日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

 カラー以外の仕様は、既発売モデルと同じ。地上/BS/110度CSデジタルのダブルチューナを搭載し、500GBのHDDを内蔵。ディスクの読み込み時間を高速化した「スピードBDドライブ」を搭載したのが特徴で、高トルクモーターでディスクの回転速度を向上させ、ソフトウェアも最適化。BDビデオなどを素早く再生開始できるという。

 MPEG-2 TSのストリーム録画のほか、MPEG-4 AVC/H.264にトランスコードしての長時間録画にも対応。最大12倍の長時間録画に対応し、14段階の画質設定が可能。

 録画番組の再生では、「見どころポップアップ」を強化。録画リストや再生画面でリモコンの「(ポップアップ)メニュー」を押すと、一定間隔で番組のシーンをサムネイルで表示し、頭出しなどに利用できる。1分、5分間隔に加え、「チャプター」単位でのサムネイル表示にも対応。録画番組のCM部に自動でチャプタを付与できるため、CMスキップなどにも利用できる。

 また、録画番組をハイビジョン画質のままネットワーク経由でスマートフォンにダビングできる「スマートフォンWi-Fiダビング」にも対応。AQUOS PHONEだけでなく、iPhoneや他社のAndroidスマートフォンなどにも対応しており、アプリは「TwonkyBeam」を推奨している。

 ユーザーインターフェイスでは、「ビジュアルホームメニュー」の適用画面を増加。、アイコンやイラストなどで操作を案内し、使いやすさを高めている。

 HDMI出力を備え、ファミリンク対応AQUOSと接続すると、テレビがAQUOSであることを検知。自動的にAQUOSに最適な画質を出力する「AQUOS 純 モード」を搭載。4K対応AQUOS用の「4K純モード」、AQUOSクアトロン向けの「クアトロン純モード」も用意する。

 HDMI出力に加え、D3出力も装備。光デジタル音声出力、外付けHDD/無線LANアダプタ用USB端子、Ethernetなども備えている。外形寸法は430×236×58mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.9kg。消費電力は約20W。

(山崎健太郎)