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AIRPULSE、平面振動板ツイーターのアクティブスピーカー「A60」
2026年2月13日 08:00
ユキムは、AIRPULSEより、平面振動板のツイーターを採用したアクティブスピーカー「A60」を、3月初旬に発売する。価格はオープン、市場想定価格はペアで88,000円前後。
同ブランドの大ヒットモデル「A80」から、さらにコンパクト化が図られた2ウェイのアクティブスピーカー。アビーロード・スタジオに導入されたアコースティック・エナジー「AE-1」も手掛けたフィル・ジョーンズ氏が設計を手掛けており、「プロ用ニアフィールド・モニターの製作で培ったノウハウが随所に反映されている」という。
最大の特長は、ネオジウムマグネットにより駆動する平面振動板ツイーターを採用したこと。平面振動板の上にボイスコイルがプリントされたユニークなツイーターで、駆動力が振動板に直接作用するため、出力遅延がなく、優れた過渡特性を実現した。
従来のドーム型ツイーターのように、振動板の先端と末端間の時間遅延による位相歪みがなく、「高感度で精緻な音質が特長」とのこと。
組み合わせるウーファーには、高い応答速度を誇るツイーターに遅れることがないスピードが求められるとし、3.5インチ(9cm)のアルミニウム合金コーン振動板を大型フェライトマグネットと30mm径の大口径ボイスコイルで駆動する上級機同様の仕様を盛り込んだ。
ドライバーユニットは、強固なアルミ・ダイキャスト・シャーシにマウントされ、不要共振を抑えたハイスピードなレスポンスを実現している。
再生周波数帯域は60Hz~20kHzで、ハイレゾ認証を取得している。
増幅段は上位モデルのA80と同じく、テキサス・インスツルメンツ(TI)製「TAS5754」クラスDアンプ×2基で構成。高入力サンプルレートのサポートと高出力PWMキャリア周波数を組み合わせた数少ないD級アンプだという。アンプは高効率のスイッチング電源で駆動。出力は30W×2(ウーファー)+10W×2(ツイーター)。
従来のクラスDアンプ(384kHz)の2倍にあたる768kHz出力PMW キャリア周波数というスペックは、フラットパネル型ツイーターの駆動に適しているとのこと。
それぞれのクラスDアンプは、ウーファーとツイーター専用にブリッジモードで接続され、TI製「TLV320AIC3254」デジタル処理コア(プログラマブルミニDSP搭載超低消費電力ステレオ・オーディオ・コーデック)を2基使用して、エレクトロニック(電子)クロスオーバー、スピーカー補正、ダイナミックレンジ管理といった機能も実現している。
USB-C、光デジタル、Bluetoothのデジタル入力、RCAと3.5mmのアナログ入力に対応。アナログ信号は、最大サンプリングレート96kHzのTI製A/Dコンバーター「PCM9211」を介してデジタルシステムに入力される。
内部配線には、ハイエンドケーブルブランドとして知られる米Transparent(トランスペアレント)のものを採用。アナログ回路には、音質を高めるべく、ドイツ製WIMAコンデンサも盛り込んだ。
光デジタル入力は最大216kHzに対応。USBインターフェースはハイレゾ再生を実現するために、Savitech製USBデコーダチップを採用した。Bluetooth SoCはQualcomm製「QCC3031」で、apt-X HDをサポートする。
筐体は15mm厚の高強度MDF製で、箱鳴きのない高い剛性を確保したという。キャビネット内壁には18mm厚の波状吸音フォーム材を使うことで、定在波や共振ノイズを低減している。リアパネルには楕円形ポート・チューブも備える。
外形寸法は126×216×223mm(幅×奥行き×高さ)、重さは5.4kg。リモコンや電源ケーブル、左右スピーカー接続用やUSB- to Cといった各種ケーブル、ウレタン製アングルベースなどが付属する。




