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ヤマハ、薄さ約11cmで7万円を切るAVアンプ「RX-S600」に、限定チタンカラー

新色のチタンカラー。「RX-S600(H)」

 ヤマハは、スリム筐体の5.1chのAVアンプ「RX-S600」に、チタンカラー(H)を追加。1月下旬に発売する。価格は既発売のブラックモデルと同じ、68,250円。500台限定となる。

 2013年9月から発売している「RX-S600」の新色で、ヤマハ伝統のチタンカラーを採用している。カラー以外の仕様はブラックモデルと同じ。

 脚部を含む外形寸法が、435×320×111mm(幅×奥行き×高さ)とスリムな筐体が特徴で、ローボードタイプのテレビラックでも収納しやすい。重量は7.8kg。

 スリムだが、最大出力は125W×5ch(6Ω)。ディスクリート構成のパワーアンプを採用。大容量の電源部も搭載し、DACにはTIバーブラウンの24bit/192kHz対応モデルを採用している。

 DLNA 1.5に準拠したネットワークプレーヤー機能も搭載。NAS(ネットワークHDD)などに保存した、WAV/FLAC/MP3/WMA/AACの再生が可能で、WAV/FLACは24bit/192kHzまでのハイレゾファイルにも対応。AirPlayにも対応し、iOS機器やPCのiTunesからの音楽をワイヤレスで再生できる。なお、ネットワーク端子はEthernetで、無線LANは内蔵しない。USB端子を備え、USBメモリなどに保存したファイルも再生できる。スマートフォン/タブレット向けにコントロールアプリ「AV CONTROLLER」も利用可能。

背面

 デコーダはHDオーディオに対応し、ドルビーTrueHD、DTS-HD MasterAudioなどをサポート。シネマDSP 3Dモードも搭載。独自の音場創生技術「シネマDSP」を活かした計16種類のサラウンドプログラムが利用できる。バーチャルプレゼンススピーカー(VPS)も利用できる。複数の部屋で音楽を楽しむゾーンモードも搭載する。

 HDMI端子は5入力、1出力搭載。4Kパススルーや、3D映像、CECに加え、1系統はMHLにも対応。映像入力はコンポーネント×2、コンポジット×4、音声入力はアナログRCA×3、ステレオミニ×1、光デジタル×2、同軸デジタル×2を搭載。映像出力は、コンポーネント×1、コンポジット×1、アナログステレオRCA×1、モノラルRCA(サブウーファ用)×1を搭載。ヘッドフォン出力も装備する。FM/AMチューナも搭載。消費電力は220W(待機時0.1W以下)。リモコンなどを同梱する。

(山崎健太郎)