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東芝、32型の直下型LEDなどREGZA S8シリーズ

23~40型の3機種。40型は実売85,000円

32型「32S8」

 東芝は、液晶テレビ「REGZA」の新モデルとして、画質自動調整機能を備えたS8シリーズ3モデルを発売する。価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、40型の「40S8」が2月下旬で85,000円前後、32型「32S8」が1月下旬で60,000円前後、23型「23S8」が2月上旬で43,000円前後。

 パネル解像度は40型のみ1,920×1,080ドットのフルHDで、32型と23型は1,366×768ドット。バックライトはLEDで、32型は直下型の「ダイレクトLEDバックライト」を採用し、引き締まった黒の表現を可能にしたという。その他のモデルはエッジ型LED。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1基搭載する。別売のUSB HDDを接続し、番組録画も可能。予約録画も可能。なお、視聴中の録画は、視聴している番組のみ可能で、例えば地デジを見ながらBS/110度CSの番組を録画するといった裏番組録画はできない。

 映像処理エンジンにはレグザエンジンを採用。画質面の特徴は「おまかせオートピクチャー」を搭載する事。テレビが周囲の明るさを認識し、明るい部屋ではメリハリのある映像、暗い部屋ではまぶしすぎない映像にするなど、周囲の明るさに適した画質に自動で調整する。調整幅は色温度1,024段階、ダイナミックガンマ128段階、明るさ100段階。ゲームや映画など、コンテンツに合わせた画質に調整する事もできる。

 ゲームプレイ時には、表示の遅延を低減する「ゲームダイレクト」モードが利用可能。23型で約0.7フレーム(約12msec)、40/32型では約1.7フレーム(約29msec)に抑えている。ゲーム機からの480i/pや720p映像の入力も、大画面表示できる。

40型「40S8」
23型「23S8」

 番組表は「7チャンネル6時間表示」と「5チャンネル4時間表示」が選べ、約0.3秒の高速表示を実現。オンタイマー/オフタイマーも利用できる。HDMI CECのレグザリンクにも対応。テレビのリモコンで、HDMI接続した対応機器を操作可能。リモコンは、大きな文字を採用したシンプルレグザリモコン(ラージフォント)を同梱する。

 スピーカーは3機種とも4×12cmユニットを2基採用し、最大出力は7W×2ch。入出力端子も共通で、入力はARC(オーディオリターンチャンネル)対応のHDMI×2、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1を用意。出力は光デジタル音声×1、イヤフォン出力×1を装備する。

 年間消費電力量/消費電力は、「40S8」が71Wで52kWh/年、「32S8」が61Wで42kWh/年、「23S8」が41Wで31kWh/年。外形寸法と重量は40S8が92.7×19.4×58.8cm(幅×奥行き×高さ)で、10kg。「32S8」が73.4×18×48.9cm(同)で6.5kg。「23S8」が54.5×16.3×38.8cm(同)で3.5kg。

(山崎健太郎)