宮藤官九郎×阿部サダヲの映画「謝罪の王様」が3月BD化。「ごめんなサイン」付属

※ジャケットとは異なります
(C)2013『謝罪の王様』製作委員会

　脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲによる映画「謝罪の王様」が、3月28日にBlu-ray/DVD化される。価格はBD版が6,090円(税抜き5,800円)、DVD版が5,040円(同4,800円)。発売・販売元はバップ。

　BD/DVDのどちらにも本編ディスクに加え、特典DVDを同梱。特典DVDの内容は共通で、メイキング、完成披露舞台挨拶や初日舞台挨拶、大ヒット舞台挨拶の模様、「阿部サダヲ & 竹野内豊 in NY プレミア上映」、インタビュー集、謝罪記者会見などを収録。「貞子3D2」×「謝罪の王様」コラボ劇場マナーCMとメイキングや、エンディングムービーのメイキングも収録する。

　さらに、封入特典としてスペシャルブックレットも同梱。初回生産限定封入特典として、「謝罪の王様オリジナル カーサイン」(ごめんなサイン)も付属する。

　2007年公開の「舞妓Haaaan!!!」や、2009年の「なくもんか」などに続く、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生によるコメディ映画最新作。架空の職業である「謝罪師」を生業とする黒島譲(阿部サダヲ)が、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、ひと癖もふた癖もある依頼人から舞い込む大小さまざまな事件に遭遇。降りかかる難問を次から次へと謝罪のテクニックを駆使して解決し、ついには土下座を超える「究極の謝罪」で謝るという物語。

あらすじ

　司法書士を目指している帰国子女の倉持典子(井上真央)。車の運転中に軽～く、追突事故を起こしてしまう。車から現れたヤクザ風の男たちに対し、海外で“謝ってはいけない”と教育されていた典子はうまく謝罪ができず、気がつくと組事務所で内容を読まないまま誓約書に判を押してしまう。その内容は「示談金400万、毎月12万の返済、利子が10日で3割、来週から大阪のデリヘルに就職」という最悪のもの。

　一方、映画プロデューサー・和田耕作(荒川良々)は、自身のプロデュース映画に、たまたまお忍びで来日していたマンタン王国・皇太子がエキストラ出演していたことが発覚。マンタン王国皇族の肖像権侵害は懲役20年の重罪であることが判明。誤解も生じ、日本政府に謝罪を求めるという国際問題へと発展してしまう。

　こうした様々な案件に対し、謝罪を生業とする東京謝罪センター所長・謝罪師・黒島譲(阿部サダヲ)が挑む。一見、オムニバスのように見える6つの案件は、やがて人間関係、時系列、場面ごとに連結していく……。