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ティアック、iOS/Android/PC接続可能なハイレゾDAC内蔵小型アンプ
(2014/2/5 19:46)
ティアックは、iOS/Android/PCと連携できるハイレゾ対応DACを搭載した、ポータブルヘッドフォンアンプ「HA-P50」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28,140円前後。
「Reference 501で楽しんでいるヘッドフォン環境をそのまま外に連れ出す」というコンセプトのポータブルヘッドフォンアンプ。入力端子として、USBを2系統、ステレオミニ/光デジタル兼用端子を1系統搭載。
DACは、24bit/96kHz対応のTIバーブラウン「PCM5102」を内蔵。iOS機器と接続し、音声をデジタル伝送できる。その際、iOS機器向けに3月下旬に提供予定のハイレゾ再生アプリ「TEAC HR Audio Player for iOS」を使用すると、iOS機器から直接24bit/96kHzのデータを「HA-P50」へ伝送・再生できる。Apple Camera Connection Kitは必要ない。
Android端末はAndroid Open Accessory Protocol 2.0(AOA2.0)に対応した端末で利用可能。Androidは16bit/44.1kHzまでの対応となる。光デジタル入力とアナログ音声入力は兼用で、デジタル出力を持たないプレーヤーとも連携可能。なお、iOS/Android端末とアンプを束ねるためのラバーバンドも付属する。
【お詫びと訂正】
記事初出時に、Androidは24bit/48kHzまで対応すると記載しておりましたが、16bit/44.1kHzの誤りでした。お詫びして訂正いたします。(2014年2月12日)
PCと接続してUSB DACとして利用でき、この場合は24bit/96kHzまで対応。PC向けプレーヤーソフト「TEAC HR Audio Player」も用意する。
パワーアンプ部は160mW×2ch(32Ω時)の高出力で、8Ω~600Ωのヘッドフォンに対応可能。2段階のゲイン切り替えも備えている。オペアンプの「OPA1652」を用いたプッシュ・プル構成のディスクリート回路を採用。歪率は0.001%(32Ω負荷時、100mW×2ch出力時)。
外形寸法は67×130×21.7mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は210g。筐体にはアルミ押出材を使用。適度なトルクを持つアルミ製の大径ボリュームノブや、ボリュームの誤動作を防ぎ、ヘッドフォンプラグに無理な力がかからないよう保護するグリルガードも備えている。内蔵バッテリはリチウムイオンで、容量は2,100mAh。電池持続時間はデジタル入力時で約8時間。