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オンキヨー、96kHz/24bit対応USB DAC/ヘッドフォンアンプを6月発売。約3万円

DAC-HA200(仮称)

 オンキヨーは11日、東京・中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭 2014」で、開発中のポータブルUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「DAC-HA200(仮称)」を参考出展した。6月末の発売となる見通しで、価格は3万円前後の予定。

 パソコンやiOS端末では96kHz/24bitまで、Android端末では44.1kHz/16bitまでのPCM音源の再生に対応。DSDには対応していない。iOS機器と接続し、同社のハイレゾ対応再生アプリ「HF Player」でハイレゾ音楽を再生すると、iOS端末から直接24bit/96kHzなどのデータをDAC-HA200へ伝送し、高音質再生ができる。AppleのCamera Connection Kitは必要ない。

 DACはTI/バーブラウンの「PCM5102」、オペアンプは「MUSES8920」を搭載する。入力はUSBと、3.5mmのアナログ音声/光デジタル兼用端子を搭載。ステレオミニのヘッドフォン出力を備える。最大出力は160mW×2ch(32Ω)で、ヘッドフォンのインピーダンスに合わせハイ/ローのゲイン調整ができる。バッテリを内蔵しており、連続再生時間は約8時間。

ボリューム部に赤いワンポイント
前面に入出力端子を備える
展示会場ではiPadとLightningケーブルで直接接続してデモが行なわれていた

(一條徹)