三谷幸喜初の時代劇「清須会議」が5月にBD化。特別版は特典映像350分

　三谷幸喜が原作、脚本、監督を務め、役所広司や大泉洋らが出演した映画「清須会議」が、5月14日にBlu-ray/DVD化される。BD/DVDそれぞれにスペシャル・エディションとスタンダードエディションを用意。価格はBDスペシャル版が8,316円、BD通常版が5,076円、DVDスペシャル版が7,344円、DVD通常版が4,104円。発売元はフジテレビジョン、販売元は東宝。

清須会議 DVDスペシャル・エディション
(C)2013フジテレビ 東宝

　17年ぶりとなる自身による書き下ろし小説「清須会議」を原作としつつも、小説とは違ったアプローチで映像化。三谷幸喜初の歴史ものでもある。

　BD/DVDのスペシャル・エディションには共通の特典として、2枚の特典ディスクを同梱。約350分の特典映像を収録したもので、特番「清須会議公開記念・スター一千一夜2013」、「三谷塾～清須会議予習ゼミナール～」、「三谷塾～清須会議予習ゼミナール～番外編1限目」 、「三谷塾～清須会議予習ゼミナール～番外編2限目」、「衣裳デザイナー黒澤和子の世界」を収録。さらに、三谷監督による清須城セット案内、クランクアップコメント集、製作発表から公開までのイベント映像集、オフィシャルインタビュー、「清須会議」×めざましアニメ「紙兎ロペ 笑う朝には福来たるってマジっすか!?」も収める。

　本編ディスクには、特報、予告編、テレビスポットを収録。封入特典として特製ブックレットも同梱。三方背ケース仕様となる。

　スタンダード・エディションは本編ディスクのみだが、本編ディスクの仕様はスペシャル・エディションと同じで、特典映像として特報、予告編、テレビスポットを収める。

あらすじ

　天正10年(1582年)本能寺の変。一代の英雄織田信長が死んだ。跡を継ぐのは誰か? 後見に名乗りを上げたのは2人。筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と、後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)。勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を信長の後継者として推す。

　勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、秀吉への恨みから勝家派に。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいく。

　そして、開かれる清須会議。会議に出席したのは4人。勝家、秀吉に加え、勝家派の策士・丹羽長秀(小日向文世)。会議の行方を左右する池田恒興(佐藤浩市)。繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きの中で騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う。勝家派か? 秀吉派か!?