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レコチョク、Android用の楽曲購入アプリに再生機能を統合

試聴リスト/バックグラウンド再生。DRM楽曲用アプリも

リニューアルした「レコチョク」アプリのイメージ画面

 レコチョクは1日、Android向け音楽配信アプリ「レコチョク」をリニューアル。楽曲の購入だけでなく新たに再生も可能となった。アプリのダウンロードは無料。対応端末は、Android 2.2以上のスマートフォン。

 従来、楽曲購入は「レコチョク」アプリから行ない、購入楽曲の再生には「レコチョクplus+プレイヤー」アプリが必要だったが、「レコチョク」アプリに機能を統合し、1つのアプリで音楽の購入/再生が可能となった。なお、リニューアルに伴い、「レコチョクplus+プレイヤー」アプリの提供を4月30日で終了する。

 新しくなった「レコチョク」アプリでは、「新たな楽曲との出会い」、「所持している楽曲を聴く」、「楽曲と再び触れ合う」という3つのテーマを掲げ、新機能を追加。イチオシ特集やランキング楽曲をまとめて聴ける試聴リスト、音楽再生中に他の楽曲を購入できるバックグラウンド再生、シンクパワーの「プチリリ」を使ったカラオケ風の歌詞表示機能が利用可能となった。

 また、これまで「レコチョクplus+プレイヤー」で提供していたサービスも統合。フィーチャフォンで購入した楽曲をスマートフォンで無料で再ダウンロードできる「おあずかりサービス」や、スマートフォンやパソコンなどの異なるデバイス間で無料で何回でも楽曲のダウンロードができる「マルチデバイスダウンロード機能」なども「レコチョク」アプリで利用できる。

 なお、4月1日以降、「レコチョクplus+プレイヤー」は再生機能のみとなり、4月30日でサービスの提供を終了する。レコチョクでは、「レコチョクplus+プレイヤー」アプリのユーザーに、4月1日~30日の移行期間に「レコチョク」アプリへのアップデートや、プレイリストの引継ぎを行なうようアナウンスしている。また、新しい「レコチョク」アプリでは、2012年11月12日以前に購入したDRM付き楽曲の再生ができないため、5月1日以降、DRM付き楽曲再生専用の「レコチョクplus+アプリ」を配布予定。DRM付き楽曲を所有している場合は、同社サイトの問い合わせフォームより連絡するよう案内している。

(一條徹)