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radius、Lightning接続の96kHz/16bit小型DAC「AL-LCH11」

AL-LCH11

 radiusは、iOSでハイレゾ音源を再生できるLightning接続の小型DAC「AL-LCH11」を5月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。

 Lightning接続のポータブルDACで、iPhoneやiPod、iPadとLightning接続し、アナログ入力(ステレオミニ)を備えたヘッドフォンアンプに出力できる。対応機種はiPhone 5/5s/cと第5世代iPod touch、iPad Air/mini with Retina Display、第4世代iPad、iPad mini。

 Wolfson製のDAC「WM8524」を搭載し、音質劣化を抑えたアナログ音声出力が可能。ハイレゾ対応のためには、プレーヤーアプリは、別売でオンキヨーの「HF Player」などが必要で、最高96kHz/16bitまで対応。96kHz/24bitなどの音楽ファイルは16bit/96kHzで処理して出力する。DSDには対応しない。

 同社調べでは、iPhone 5sのヘッドフォン出力におけるSN比は85dBだが、AL-LCH11を利用することで、106dBまで向上。よりクリアな音質で楽しめるという。音にこだわったradiusの新シリーズ「Ne(new ear)」の第2弾製品として展開する。ケーブルの長さは約80mm。

接続イメージ

(臼田勤哉)