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イヤフォンを選ぶと最適な音で再生するアプリ「UBiO」Android版。450種類対応

UBiOの再生画面

 サウンドサイエンスは16日、組み合わせるイヤフォンに合わせたイコライザ設定で音楽再生ができるスマートフォン向け再生アプリ「UBiO(ユビオ)」のAndroid版をGoogle Playで発売した。価格は500円(税込)。対応OSはAndroid 4.1.2以上。iOS版は既に発売されており、価格は同じく500円(税込)。

 イコライジング機能に特徴のあるプレーヤーアプリ。イヤフォンはメーカーやモデルによって音域や音質が異なるが、各イヤフォンに最適化した特性を用意しており、一覧から選択して適用できる。対応するメーカーはShureのSE535、SRH940、ゼンハイザーのIE 80、MOMENTUM、ソニーのXBA-H3、MDR-1Rなど全450種類で、詳細はアプリの紹介サイトに掲載されている。

 自由に音質をカスタマイズする事も可能。周波数帯域ごとに細かな設定を行なうのではなく、低音・高音・臨場感の3つのポイントを指定する事で、最適な音質に調整できるという「2D Pad型イコライザー」を搭載。手軽に調整できるという。

 プレーヤーアプリとしての機能として、Albums、Artist、playlist、Genre、Songsのタブから楽曲を選択可能。

「2D Pad型イコライザー」の画面。3つのポイントを指定すれば音質調整ができる。上部にあるのがイヤフォン指定機能
上部のタブで楽曲選択方法を選ぶ

 サウンドサイエンスはカーオーディオやホームオーディオなどの音質改善を行なうメーカー。アプリには、同社のDSPである「DRD-7Fs」に使われている技術から、「LEF」(音源の直近で感じる、臨場感のある音質の再現技術)、「C_LEF」(アンプを飽和させないLEFレッション)、「A_LEF」(聴感上の音量と音質の関係を最適に保つ技術)、「C_FEQ」(歪みをださない自動ゲイン調整イコライザ)、「SDC」(低音の大音量で音割れなく小型スピーカの性能を引き出す)が使われている。

(山崎健太郎)