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PRIMARE、独自回路UFPD搭載で低歪み化した7chパワーアンプ「A30.7」
(2014/4/22 09:50)
ナスペックは、スウェーデンPRIMARE(プライマー)の7chパワーアンプ「A30.7」を4月25日に発売する。価格は50万円。カラーはTITANIUM(TITAN)と、BLACK(BLK)の2色。
ステレオパワーアンプ「A34.2」(2012年5月発売/32万5,000円)にも採用する、Class Dの独自アンプ回路UFPD(Ultra Fast Power Device)をデュアルチャンネルで構成した7ch AVパワーアンプ。UFPDにより全帯域でフィードバックを行ない、パルス出力の歪みを排除し、安定的にアンプをコントロールするという。
また、電源回路にPFC(Power Factor Control)と呼ばれる独自技術も投入。Power Factor(力率)の制御によって電源電流をメイン電圧と同一周波数・同一位相の正確なサイン波になる様に制御する技術で、高調波や電磁波妨害を低減。同じ電源に接続された他の機器にも影響を及ぼさない効果もあり、「システム全体の電源環境を向上する」としている。
シャーシはプレス加工されたスチールプレートとアルミで構成され、内部の共振と外部からの振動を抑えている。定格出力は150W×7ch(8Ω)。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。SN比は94dB。ゲインは26dB。入力はアンバランス(RCA)×7、バランス(XLR)×7。入力インピーダンスはアンバランスが15kΩ、バランスが3.7kΩ。コントロール端子としてRS232とトリガー端子も装備する。消費電力は48W(待機時0.3W)。外形寸法は430×397×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。