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東芝、スマホミラーリングやSkullcandy音質監修ノートなど、PC '14年夏モデル

dynabook REGZA D81/T9MW(リュクスホワイト)

 東芝は、PCの2014年夏モデルとして、液晶一体型「REGZA PC」やノートPC「dynabook」の6機種23モデルを5月23日から順次発売する。

 新モデル全機種に共通する特徴は、スマートフォンとの連携を強化した事。「東芝スクリーンミラーリング for スマートフォン/タブレット」を使い、スマートフォンの写真や動画を、データを移動することなく、PCの大画面ディスプレイに表示できる。

 さらに、PCをスマートフォンのキーボード&ディスプレイとして使用できるようにする「TOSHIBA Bluetoothデバイス・プロファイル・ユーティリティ」も用意。スマートフォンでメールなどのテキスト長文を打つ時も、PCのキーボードを使って素早く作成できるという。

 写真閲覧・整理ソフト「思い出フォトビューア」には、PC版に加え、スマートフォン版もダウンロード提供。個別に利用できるほか、スマートフォンから必要な写真を手軽にPCに取り込むこともできるという。

チューナ搭載モデル

 チューナ搭載のAVPCとしてラインナップされるのは、21.5型液晶一体型の「REGZA PC D81/T9M」(オープン/店頭予想価格:税込24万円台半ば)、「REGZA PC D71/T7M」(同税込21万円台半ば)、「REGZA PC D71/T3M」(同税込15万円台半ば)。いずれもHDMI出力端子を備え、4K対応テレビに4K映像出力できる。

dynabook REGZA D71シリーズ(リュクスホワイト)

 「REGZA PC D81/T9M」と「REGZA PC D71/T7M」は、地上/BS/110度CSデジタルのダブルチューナを搭載。さらにD81/T9Mには、PCを起動させずにすぐにテレビを表示できる「今スグTV」対応の3波チューナも1基搭載する。また、「D71/T3M」は地上デジタルチューナのみを搭載する。

 液晶テレビREGZAの映像技術を、PCに最適化して投入。高画質化しているほか、REGZAと同じ見やすい番組表も採用。デジタル放送の録画にも対応する。

 音質面では、オンキヨーと協力しているほか、自然な奥行き感や広がりを実現するという「DTS Studio Sound」機能も備えている。

 一体型のディスプレイは21.5型、解像度は1,920×1,080ドット。上位モデルの「D81/T9M」はタッチパネルタイプとなる。

 主なスペックは、D81/T9MとD71/T7Mが、CPUにIntel i7-4710MQ(2.5GHz)、メモリが8GB、HDDが3TB。BDドライブを搭載。D71/T3Mは、Celeron 2950M(2GHz)、4GBメモリ、2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを採用する。

 いずれもOSはWindows 8.1 64bit版。無線LANやWebカメラなども装備している。

dynabookのサウンドをSkullcandyが監修

dynabook T75/78M

 ノートPCはいずれもチューナ非搭載。「dynabook T75/78M」(オープン/店頭予想価格:税込20万円台半ば)は、15.6型、1,920×1,080ドットのタッチパネルの液晶ディスプレイを採用。オンキヨー製ステレオスピーカーを内蔵しているが、そのサウンド調整を米Skullcandyが監修。「ネット動画や音楽をよりダイナミックな臨場感あふれる音質で楽しめる」という。

 筐体は従来モデルより最大5.4mm薄く、筺体最厚部は24.5mmを実現。同時に剛性を維持しているほか、限られたPC内部の空間を最大限に活用しスピーカー容積を確保することで、迫力のあるサウンドを実現したという。

 バッテリ面の特徴として、100%充電からの使用を繰り返しても、バッテリ寿命が従来モデルに比べて約2倍になるという、独自の「長寿命化充電制御技術」を採用している。

 CPUはIntel Core i7-4510U(2.0GHz)。メモリは8GB、HDDは1TB。BDドライブも搭載する。

(山崎健太郎)