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5月の4Kテレビ出荷は2万3,000台。TV全体の6.7%

電子機器出荷金額は99.2%。JEITA発表

 電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2014年5月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比99.2%の959億円で、2カ月連続のマイナスとなった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比105.4%の489億円で3カ月ぶりのプラス。音声関連機器は同93%の71億円で2カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同93.6%の400億円で、10カ月ぶりのマイナスとなった。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 5月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比96.8%の34万5,000台。このうち4K対応テレビは2万3,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は6.7%となった。インターネット動画対応は14万8,000台(同97.7%)。3D対応は7万台(同115.6%)で、テレビ全体における割合は20.2%。サイズ別では、29型以下が同103.4%の9万7,000台、30~36型が同70.7%の9万7,000台、37~49型が100.5%の8万8,000台、50型以上が168.2%の6万2,000台で、構成比は順に28.1%、28.2%、25.6%、18.1%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比98.1%の20万3,000台。内訳は、BDレコーダが同94.4%の15万4,000台、BDプレーヤーが同111.8%の5万台。DVDビデオは同72.6%の5万1,000台。

 ビデオカメラは前年同月比69.1%の6万1,000台。ICレコーダが8万3,000台(同71.4%)。ラジオ受信機は同100.8%の11万8,000台。ステレオセットは同171.7%の5万2,000台。スピーカーシステムは同127.9%の3万8,000台。

 カーナビは前年同月比93.3%の35万5,000台で、10カ月ぶりのマイナスとなった。

(一條徹)