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TASCAM、DSDネットワーク再生も可能な7万円の業務用CDプレーヤー。2chレコーダも
（2014/8/1 18:21）
ティアックは、TASCAMブランドの業務用CDプレーヤー新製品として、LAN経由でDSD 5.6MHzやPCM 192kHz/24bitのハイレゾ再生も可能なCDプレーヤー「CD-240」を9月上旬に発売する。価格は7万円。また、同じく業務用製品でネットワーク対応の2chレコーダー/プレーヤー「HS-20」も9月上旬に発売する。価格は15万円。両機種とも2Uラックマウントサイズ。
DSDネットワーク再生対応のCDプレーヤー「CD-240」
CDやUSB再生に対応した業務用プレーヤーで、DLNA 1.5準拠のネットワークプレーヤー機能も内蔵。Ethernet端子を備え、LAN内のNASやパソコンなどに保存した音楽ファイルを再生できる。インターネットラジオの再生にも対応し、radiko.jpやvTunerも利用可能。ただし、radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)には非対応。
ネットワーク経由でのハイレゾ再生が行なえ、DSD 2.8MHz、5.6MHzのネイティブ再生に対応。WAV/FLACは192kHz/24bitまで対応する。96kHz/24bitまでのApple Lossless、WMA Losslessも再生や、AAC/WMA/OGG Vorbis/MP3再生も可能。
前面と背面のそれぞれにUSB端子を備え、USBメモリなどに保存した音楽ファイル再生も可能。なお、フロントUSBでの再生対応ファイルはDLNA再生時と同等だが、リアUSB端子はDSD 2.8MHz、WAV/FLAC 96kHz/24bitまでとなる。フロントUSBはiPhoneやiPodなどの接続も可能で、デジタル伝送により高音質で再生できる。
iOSとAndroid端末で利用できる無料の制御アプリ「TEAC AVR Remote」とも連携。スマートフォンから選曲や音量などの基本操作ができる。
自社製のオーディオ用CDドライブを採用。振動などによる音飛びを回避する10秒のショックプルーフメモリーも搭載する。音楽CDだけでなくデータCDも再生可能。スクロール操作がしやすいというプッシュボタン付きの大型ノブを備える。
出力端子は同軸デジタル、光デジタル、アナログ(RCA/XLR)を装備。標準ジャックのヘッドフォン出力も備える。消費電力は31W。重量は483×301×94.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg。リモコンなどを同梱する。
2chレコーダ/プレーヤーの「HS-20」
FTPクライアント機能を備え、サーバーへの録音データの自動アップロードや、音素材のダウンロードが可能な業務用ネットワーク2chレコーダ/プレーヤー。
BGMや店内放送など時間管理による録音/再生/ダウンロードなどが可能なイベントリストも利用できる。録音/再生フォーマットはBWF/WAV(再生のみ)。192kHz/24bitのハイレゾ録音/再生にも対応する。記録メディアはSD/SDHCカードとCFで、CDは搭載しないメカレス構造。
光/同軸デジタル出力や、XLR/RCAアナログ出力、ヘッドフォン出力を装備。消費電力は22W。外形寸法は482.6×317.1×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.9kg。