ニュース
エーディテクノ、アナモフィック撮影にも対応したデジタル一眼向け7型外部モニタ
(2014/9/8 15:21)
エーディテクノは、シネマスコープサイズ(2.35:1)など様々な画角表示に対応した、デジタル一眼カメラ向け7型外部モニタ「CL75HOXN」を9月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。
デジタル一眼カメラやデジタルビデオカメラなどに接続して、撮影しながら映像を確認できる7型液晶モニタで、2013年6月発売の「CL75HOX」の後継機種となる。新たに、アナモフィックレンズでのシネスコープ表示や、その他任意での画角表示設定が可能な「表示アスペクト比機能」を搭載。アスペクト比は「FULL」、「16:9」、「15:9」、「4:3」、「1.5:1」、「1.85:1」、「2:1」、「2.35:1」、「ユーザー(任意)」から選択できる。
パネルは解像度1,280×800ドットのIPS液晶を採用。輝度は400cd/m2で、コントラスト比は800:1。視野角は上下左右178度。映像入出力として、HDMIを各1系統装備。HDMIパススルー出力にも対応し、外部録画機器や他のモニタへ接続できる。
従来機からの機能として、ピントの合ったエッジ部分を赤色ラインで表示する「ピーキング機能」、露出レベルを色分布で可視化する「フォールスカラー機能」、露出オーバーやアンダーでの白トビや黒つぶれエリアを警告する「クリップガイド」、その警告表示を行なう任意の輝度値(IRE値)を設定できる「ルマ アンダー(オーバー)警告機能」を搭載。余分なエリアや黒縁部分をカットして拡大表示する「DSLRスケーリング機能」や、EOS 5D Mark II接続時に任意に設定した表示に切り替える「オート DSLR スケーリング機能」も搭載する。これらの機能は、本体左上部の2つのファンクションキーに任意で割り当てられる。
電源は付属のACアダプタのほか、ソニーのバッテリ「Lシリーズ」から給電できる専用プレートを同梱する。別売のプレートを使って、キヤノン製バッテリ「LP-E6」などのデジタル一眼用バッテリから給電も可能。消費電力は12W。外形寸法は182×20×126mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約290g。サンシェードやシューマウントアダプタを同梱する。