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カシオ、ゴルファー向けデジカメのWi-Fi搭載モデル。リモートでフォーム撮影/確認
(2014/11/18 15:32)
カシオは、デジタルカメラ「EXILIM」のゴルファー向けWi-Fi搭載モデル「EX-FC500S」を11月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後(税込)。カラーはブラック(BK)。
1/2.3型、有効1,610万画素のCMOSセンサーを備えたデジタルカメラ。ハイスピードムービーで撮影した超スロー映像と、カメラの液晶モニタに表示されるガイドラインを使って、ゴルフのスイングチェックができるゴルファー向けモデルの第6弾となる。上部に180度チルトする液晶により自分でフォームを確認しながら撮影可能。
さらに、シリーズで初めて無線LAN(Wi-Fi)を搭載。モーションシャッター機能と、スマートフォン/タブレット用アプリ「EXILIM Remote for GOLF」を利用すれば、リモートでハイスピードムービーを撮影し、タブレットなどで映像を確認できるようになった。専用アプリの対応OSは、Android 4.0~4.4と、iOS 7以降。Androidの場合は、MOV形式の動画が再生できるプレーヤーのインストールが必要。
自動ムービーカット機能も搭載。ハイスピード撮影動画の中から、アドレスからフィニッシュの部分を抜き出すことなどが可能。また、スイングのポジションを効果的に分析できるライン表示や、スイングのわずかな違いも数値で把握できる角度表示、比較したいポイントを並べて再生できる2画面同時再生などの機能を従来モデルから継承。さらに、石川遼選手の新しいスイング動画も収録した。
ACCESSが開発・提供しているサービス「Fullmiere Camera(フルミエル カメラ)」との連動も来春より開始。クラブに取り付けた加速度/角速度/方位センサーとアプリケーションによりスイング軌道やフェース角を解析し、カメラで撮影した動画と連動して、タブレットやスマホに表示できるサービスで、スイングの軌道をEX-FC500Sで撮影したハイスピード動画と合成して表示できるようになる。連携にはEX-FC500Sのファームウェアと、アプリ「EXILIM Remote for GOLF」のバージョンアップが必要。2015年春時点での対応は、Androidのみ対応を予定している。
EX-FC500Sの動画撮影時のコーデックはMPEG-4 AVC/H.264(MOV)で、解像度は最大1,920×1,080ドット。音声記録はIMA-ADPCMモノラル。ハイスピード動画は、HS 1000(224×64/1000fps)、HS 480(224×160/480fps)、HS 240(512×384/240fps)、HS 120(640×480/120fps)、HS 30-240(512×384、30fps/240fps切替)、HS 30-120(640×480、30fps/120fps切替)の各モードを用意する。
レンズは光学10倍ズームで、35mm換算の焦点距離は25~250mm、F値はF3.5~6.5。液晶モニタは3型/92万画素。マイクロUSBや、HDMIマイクロ端子などを備える。付属バッテリでのフルHD動画の実撮影時間は約1時間。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。外形寸法は99.6×25×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、電池やSDカードを含む重量は約202g。