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AK100/120と合体し、バランス出力可能にするDAC/アンプ「THE Glove A1」

 アユートは、iriverのハイレゾプレーヤー「Astell&Kern」の第1世代シリーズ、AK100/AK100MKII、AK120/AK120TITANとドッキングできる、GloveAudio製のDAC内蔵型ポータブルヘッドフォンアンプ「THE Glove A1」(GLOVE-AUDIO-A1-BLK)を11月28日に発売する。直販価格は64,800円(税込)。

AK120と「THE Glove A1」を組み合わせたところ

 GloveAudio(グローブオーディオ)は、ヘッドフォンアンプメーカーとして知られるCEntrance(セントランス)の別会社。第1世代AKシリーズの背面に、ジャケットのように取り付け、一体化できる。

 AKシリーズの光デジタル出力と接続。内部にESSのDAC「ES9018」を搭載しており、「THE Glove A1」側でアナログ信号へと変換。ヘッドフォンアンプも内蔵しており、ステレオミニのアンバランスに加え、4ピン、および2.5mm 4極のバランス出力も装備。AK100/AK100MKII/AK120/AK120TITANの音質をグレードアップするだけでなく、バランス駆動対応ヘッドフォン/イヤフォンとの組み合わせも可能となる。

AK120の光デジタル出力と接続している
AK120の上部と下部でホールドしている
底部に出力端子。バランス出力にも対応している

 デジタルデータは192kHz/24bitまで対応。周波数特性は20Hz~20KHz。SN比は114dB。出力はアンバランスが180mW、バランスが440mW。バッテリも内蔵しており、長時間の使用が可能という。充電時間は約8時間。

 外形寸法は116×68×32mm(縦×横×厚さ)。重量は約196g。microUSBケーブルと六角レンチ、固定用ブラケットを同梱。ブラケットを取り替える事で、サイズの異なるAK100/AK100MKII、AK120/AK120TITANのどちらでも利用できるようになっている。

THE Glove A1側にもボリュームボタンなどを備えている
ブラケットを取り替える事で、サイズの異なるAK100/AK100MKII、AK120/AK120TITANのどちらでも利用できる

(山崎健太郎)