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Microsoft、Windows 10向けのHMD「HoloLens」発表。ホログラフィックUIを操作
(2015/1/22 12:02)
米Microsoftは現地時間の21日、Windows 10の詳細発表に合わせ、VR技術を使ったヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」を発表した。2015年後半に登場予定のWindows 10と連携するデバイスとして、投入が予定されている。
半透過型のディスプレイを備え、そこにUIやコンテンツなどを表示。現実の風景に重ねて表示できる。外部ユニットなどとケーブルで接続する必要はなく、HoloLens単体で動作。Windows 10が対応するホログラフィック・コンピューティングのプラットフォームで活用できるデバイスで、Windows 10ではこうしたデバイスに向けたAPIもサポートする。
現実の風景に重ねて表示されるホログラフィックなUIに、指を触れるような動作をすると、UIを操作できるのが特徴。映像や天気予報、レシピなどの情報を表示する事もできる。
また、装着者の動きをセンサーで検出し、動きと連動した投写も可能。例えば、バイクのデザインをする際に、部屋にある実物のバイクに、ホログラムのパーツを重ねて表示し、パーツを作る前にデザインを確認したり、微調整ができるという。
部屋の中にホログラムのオブジェクトやキャラクターを登場させてゲームを楽しんだり、火星の地表の画像を表示して、火星を歩いているかのような体験をする事もできるとする。
操作はホログラムへのタッチだけでなく、ジェスチャーや音声でも可能。音声再生機能も備えており、ホログラムに合わせたサウンドを聞く事もできる。
なお、Windows 10の詳細は僚誌PC Watchでレポートしている。ゲームプレイの録画機能や、Xbox Oneのゲームとのマルチプレイ、Xbox OneのゲームをWindows 10のPCからストリーミングでプレイする機能なども搭載される。