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東芝、スマホのBluetoothスピーカーとしても使えるPC春の新モデル。3波3チューナ機も
(2015/1/26 14:32)
東芝は、パソコンの2015年春モデルとして、「dynabook T85」などノートPC 8機種16モデルと、液晶一体型PC 4機種7モデル、Windowsタブレット 2機種2モデルを1月29日から順次発売。AV関連の新機能として、PCをスマートフォン用Bluetoothスピーカーとして利用できる「ワイヤレスミュージック」機能などを備えている。
D81/D71/D51は、フルHDのIPS液晶を採用した液晶一体型のデスクトップPC。D81とD71は、3波タイプでW録対応のデジタルダブルチューナを搭載。D81は、電源OFFの状態でもすぐにテレビが見られる視聴専用の「今スグTV」機能を搭載したトリプルチューナ仕様。発売は2月中旬で、D81の実売は25万円台前半。「D51」は地デジチューナを1基搭載する。いずれのモデルもネット経由で録画番組などを視聴できる「リモート視聴」に対応する。
dynabook KIRA V83/V73/V63は、デザインと堅牢性にこだわったというスリムノートで、出荷前に色味を整えた2,560×1,440ドットのディスプレイや、256GB SSD搭載モデルをラインナップ。発売は1月29日からで、実売はV83が21万円前後。
KIRA L93は、キーボード部の脱着と、360度の回転ヒンジ方式で、キャンバススタイル、フラットスタイルなど、7つのスタイルが利用できる。1月29日発売で、実売は25万円台後半。
T85/T75/T65/T55は、第5世代Intel Coreプロセッサと、ハイブリッドドライブ、フルHD IPS液晶を搭載したスタンダードなノートPC。S50/S38はWindowsタブレットで、S50が10.1型、S38が8型。発売は1月29日で、実売はS50が5万円台前半、S38が4万円台半ば。
PCをBluetoothスピーカーとして使うワイヤレスミュージック機能
ワイヤレスミュージック機能は、スマートフォンとPCをBluetoothでワイヤレス接続し、PCのスピーカーを、Bluetoothスピーカーとして再生する機能。D81/D71/D51/D61/T85/T75/T65/T55/R83/R73/KIRA V83/V73/V63で利用できる。
スピーカーだけでなく、3Dサラウンド機能のDTS Sound/DTS StudioSoundも利用できるため、「より高音質なサウンドを堪能できる」という。なお、利用するためにはPCの電源がONになっている必要がある。
電源がOFFの状態でも利用できるのが「東芝スリープアンドミュージック」機能。スマートフォンやポータブルオーディオ機器などと、PCのオーディオ入力端子を有線接続すると、PCの電源が入っていなくても、PCスピーカーをスマホ/プレーヤーの外付けスピーカーして利用できる。
対応モデルはD81/D71/D51/D61/D41/T95/P75/KIRA L93/V83/V73/V63。なお、T95/P75/L93/V83/V73/V63では、ACアダプタを接続しない状態で利用すると、パソコンのバッテリが消費される。
高音質なスピーカーを搭載したPC
なお、T85/T75/T65/T55では、DTS Soundを採用。その設定をSkullcandyが担当。ヘッドフォン出力もSkullcandyがチューニングしている。スピーカーはオンキヨーが担当。
T95/P75/P54/KIRA L93/V83/V73/V63はharman/kardon製のステレオスピーカーを搭載。「音の位置」をオリジナル信号から解析し、左右への音の広がり感、奥行き感、上下感をリアルに再生するという「DTS Studio Sound」に対応。P75/P54は、広がりのあるサラウンド再生を行なう「DTS Sound」も採用する。
タブレット端末のS90/S80/S50/S68/S38は、明瞭で忠実な再生を行なうために「Dolby Digital Plus」を搭載。内蔵のステレオスピーカーで、臨場感豊かなサラウンド再生ができるとする。