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三菱のテレビで電源ON/OFFを繰り返す障害が29日発生

特定放送データ受信時で発生。DXアンテナも

 三菱電機の液晶テレビREALシリーズの2010年以降発売モデルにおいて、3月29日の午前0時から視聴中や録画予約中に電源がOFF/ONを繰り返す障害が発生した。

REAL「LCD-58LSR7」

 障害は、特定放送のデータを受信した時に発生。視聴中だけでなく、録画予約実行中でも電源のON/OFFを繰り返すという不具合が発生していたという。原因の詳細は調査中だが、他社製品向けの放送波アップデートが、何らかの原因で三菱電機製品に影響した可能性があるとしている。

 三菱電機では、障害の原因となっていたデータの配信を29日正午より変更し、現時点では障害の発生はなくなっているとしている。

 対象機種は、2010年製造以降のREALで118機種。最新の4Kテレビ「LCD-65/58LS1」なども含まれている。対象機種の詳細は同社ニュースリリースで説明している。対象台数は出荷ベースで162万台。

 また、船井電機/DXアンテナの液晶テレビにおいても同様の問題が発生した。対象となる製品は19~40型の34製品。

(臼田勤哉)